しかし殿下に続いての紀子さまのご回答には“違和感”が感じられたという。
「おふたりの結婚の見通しや、小室さんに関することを聞かれたのにもかかわらず、結婚についてのお話をいっさいされなかったそうです。
お答えになるまで少し間を取る場面もあり、さらには、おことばでは小室さんの名前に1度も触れず、質問に沿うご回答ではなかったので、会見に出ていた記者たちは困惑していたんだとか」(同・宮内庁関係者)
昨年は小室さんを絶賛する発言をされていたので、今回のご対応にはいささか“異様さ”が漂っている。
「眞子さまの結婚に関して、紀子さまのスタンスは、秋篠宮さまのそれとは少し違うのかもしれない」と話すのは、ある皇室ジャーナリスト。
「小室さんは、報じられた母親の400万円以上の借金を“贈与”だと主張しています。“それならば国民に対して借金トラブルの説明を”と、ご夫妻から求められていますが、実現していません。
さらに、今年8月には詳しい説明がないままで、3年間のアメリカ留学に発ち、紀子さまは小室さんへの不信感を募らせていることでしょう。
“『納采の儀』は行えない”という旨を小室さんサイドに伝えた際に、報道陣にリークしたのも紀子さまだと噂されており、現段階では“結婚反対”の構えをとられているのではないでしょうか」
皇室にとって、大切なタイミングであることも、ご夫妻の頭を悩ませたことだろう。
「両陛下が全身全霊で築いてこられた平成の終わりに、皇室を揺るがす“大騒動”が起こってしまいました。お代替わりの前に、小室さんとの結婚騒動に決着をつけたい気持ちもおありだったでしょうが、結果的に次代以降まで続くかたちとなります。
“本人の意思を尊重する”というのが秋篠宮家の家風ですが、今回の会見では“苦渋の回答”を選ばれたのだと思いますよ」(同・皇室ジャーナリスト)
秋篠宮家の“混迷”は、今後も続いていくーー。