「年をまたぐと、目に見えて仕事が減ったようです。芸人としての月収が7000円にまで落ち込むいっぽう、妻でグラドルだった住谷杏奈さんが石けんや下着のプロデュースで大成功。妻の収入だけで暮らす生活が続き、プロレスに挑戦するなど仕事も迷走ぎみでしたね」(前出・芸能プロ関係者)
現在は一転、原点回帰。
「周りを見ると同じ境遇の仲間たちがたくさんいることを知り、総勢30名を超える『一発屋会』を作っていろいろなイベントを企画しています。コンビとして漫才も始めて、順調にやっています」(HG)
“干された”報道に胸を痛めて
そんな彼から、これから流行語大賞に選ばれる芸人にあてたメッセージがコチラ。
「胸を張って受賞してもらいたい。もし、これから仕事が減って悩むようなことがあれば、一発屋会という組合が責任を持ってカウンセリングさせていただきたい」
ひょっこりはんも、これで安心して流行語大賞の会場で大暴れできフォー!
テレビからエド・はるみの「グ~グ~」の声がよく聞こえてきたのは、'08年のこと。
「翌年にはテレビから姿を消しました。劇場や講演会などテレビ以外の仕事をしていたのですが、“干された”など根も葉もない報道に心を痛めていたようです」(前出・テレビ誌ライター)
そんな中、一念発起して'16年に慶応義塾大学大学院を受験して見事、合格。この春に修士号が授与された。
「エドさんはとてもまじめな方です。大学院では、広い視野で社会をとらえ直し、さまざまな価値観や考え方を学んだうえで、“それでも私はこう思う”という発信をするための勉強をしたかったようです」
と話すのは、10月に発売されたエドの書籍『ネガポジ反転で人生が楽になる』(日経BP社)の編集担当。
「エドさんが大学院で研究してきたネガティブなことをポジティブに変える考え方と行動を伝える1冊です。人生のどん底を知っているからこそ、彼女の言葉には説得力がある。論理的に書かれた論文を拝見し、本にまとめようと依頼しました」(同・編集担当)
実体験を交えた講演会も人気で、オファーは絶えない。まさに「グ~」な第二の人生を送っている。
'10年、「ととのいました」でなぞかけ人気を牽引した漫才コンビ『Wコロン』のねづっち。
「その年の1月に『アメトーーク!』(テレビ朝日系)でなぞかけを披露したら、MCの宮迫博之さんが“今年くるんちゃうか!?”と。すると、翌日から仕事の依頼がびっくりするほど来て、その年の大みそかまで休みがない状態になりました」(ねづっち)
8年たった今も、忙しい日々を過ごしているという。
「当時と違いネタを作る時間もあり、月に1回、単独ライブを行っています。おかげさまで、それも80回を超えました。“ネタをやってこそ芸人”が持論なので、これからも舞台に立ち続けていきたいです」(ねづっち)
進むべき道も、すでにととのっているようだ。