ウイスキーを存分に味わうには?
マッサンが人生をかけたウイスキーの魅力について、マーケティング担当課長・横山博彦さんは、こう話す。
「同じウイスキーでも、水割り、ロックと飲み方を変えるだけで、味や香りといった表情が変わります。ワインやビールのように急いで飲みきる必要もなく、味の変化もアレンジも楽しめるウイスキーの素晴らしさを実感してください」
ウイスキーの基本を知っておけば、おいしく味わうだけにとどまらず、奥深い世界がさらに楽しめる。
その種類は、大きく分けて2つ。大麦麦芽(モルト)を原料に1つの蒸溜所で造られる「シングルモルト」と、さまざまな蒸溜所のモルトウイスキーに穀物(グレーン)を加えて造る「ブレンデッドウイスキー」だ。
ウイスキー初心者がハイボールを楽しむなら、すっきりした味のブレンデッドがおすすめ。ニッカウヰスキーでは、ウイスキーにさまざまな素材を合わせてハイボールをアレンジした飲み方を提案しているが、それにも飲みやすい香りと味わいのものが合うそうだ。
そして、ウイスキーの魅力をもっと知りたくなったら、少し高価なブレンデッドや、複数の蒸溜所のモルト原酒を混ぜて造られた「ピュアモルト」へ、ランクアップするといいだろう。
マッサン&リタ夫妻に思いを馳せつつ、ウイスキーにトライしてみよう!
“下町の人気酒”のルーツをたどりに!三重・宮崎本店
焼酎甲類『キンミヤ焼酎』、通称“キンミヤ”をご存じだろうか。焼酎甲類というのは、居酒屋でレモンサワーや緑茶ハイを頼んだとき、ベースとして使われることが多い酒のこと。脇役的存在であるはずが、いま、下町を中心にキンミヤへのラブコールが絶えず、圧倒的人気を誇る存在に。
若者の酒離れが語られて久しく、焼酎甲類全体の全国出荷量も年々減っている中、ここ10年で6倍も出荷量が増えるほどの成長ぶりを見せているという。