歯列矯正して10倍きれいになったあの女優

――素顔につけまつげとカラコンをしただけで、顔ってすごく変わりますもんね! では次いで、北川景子さんは美しすぎるがゆえに怪しまれているようで、アンケートでは「きれいすぎるので、本当に整形してないのか気になる」という声がありました。

高須デビュー時から顔の印象は正直同じ。でもダイエットが成功して顔がシュッとし、年齢もある程度重ねてファッションやヘアメイクも上手になり、そのせいで大きく垢抜けた印象になったのかも。ただし、もうちょっと年を取ったりヤセたら、ほうれい線が目立ちそうだから、その際はぜひ高須クリニックに来てほしいね!

――垢抜けたと言えば、今バラエティで大人気の指原莉乃さんは、ここ1年くらいで急激にキレイになり、「鼻や顎に変化が?」とウワサになっています。テレビでは“ノー整形”を売りにトークもしていましたが……。

高須彼女はすごくヤセたよね。そもそも今のアイドルって激しいダンスが売りで、レッスンだけでも消費カロリーがすごい! だからたくさんの曲でセンターを務め、たくさんダンスをして、それで全体の印象がシャープになったんじゃないかな。でも歯列矯正はやったね。歯がきれいになった!

――もはや、歯は手入れをしていない方を探すほうが難しいのかもしれません! では歯並びといえば沢尻エリカさんはいかがでしょう?

高須ズバリ、歯列矯正して10倍はきれいになった! 彼女はハーフだし顔は整っているのに、ティーンモデルの頃はややガミースマイル気味で、歯並びの悪さが足を引っ張ってました。身近なティーンモデルならこれでいいかもしれないけど、女優としては厳しい。なので彼女は歯列矯正をして本当に良かったと思います。もともとの美しさを引き出せた成功例でしょう!」

――沢尻さんは表情も柔和になり、好感度も上昇中です。

高須「芸能人はもともとの顔のつくりも大事ですが、“自分はこういった役ができる” “みんなに支持されている”という、己の芸と人気という自信が雰囲気を作ると思います。なので、とかく迷いがちな若い頃と、ある程度年齢を経てからとでは、顔も変わります。沢尻さんのようにキツかった顔が柔和になることもあるし、逆に、可愛い清純派アイドルがシャープな雰囲気になることも多々あります」

――なるほど。置かれた立場や意識でもルックスは変わるものなんですね。しかし芸能人は、老ければ「老けた」とディスられ、キレイになったらなったで、「いじった」と言われてしまう因果な商売ですね。

高須魚や野菜と同じで、おいしくても養殖だと批判され、天然ものだとありがたがる。消費者というものはワガママなものです。努力してキレイになるとケチつけられちゃうんだからね。ちょっとした注射も含めれば美容整形の経験者は増えているし、プチ整形なんかもはやスキャンダルではないよ!」

――では最後に、この記事を読んで整形に興味を持たれた方に、上手な美容整形外科の見分け方を教えてください!

高須「クリニックの歴史がある程度あること。これはリピーターが多い証拠でもありますからね。それと症例が多いこと! やはり数をこなしている医師はコツを得ています。あとは、あなたがカウンセリングで“ここはいいな!”と思えることだね!」


<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)、『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)、『炎上上等』(扶桑社新書)、最新刊は『大炎上』(扶桑社新書)。