「ドラマ離れ」が叫ばれて久しい平成の終わり。しかし、今より約30年前の平成初期は美男美女の恋愛をモチーフにした“トレンディードラマ”が高視聴率をマークし、若者を中心に大人気を集めた。
そのトレンディードラマで幾度も主演を務めた“トレンディー女優”といえば、浅野ゆう子(58)、浅野温子(58)、賀来千香子(57)、山口智子(54)、鈴木保奈美(52)、安田成美(52)、中山美穂(49)。
人気絶頂だった当時と、アラフィフ・アラ還になった今の彼女たちの顔はどう変わったのか? 美容整形外科「高須クリニック」の高須克弥院長に話を聞いた。
誰がいちばん若さを保っている?
──今も活躍中のトレンディー女優7名ですが、ズバリ過去と現在の顔を比べて、誰がいちばん若さを保っているでしょうか?
高須「人は年をとっても、鼻など顔のパーツはそんなに変わらない。でも、頬やこめかみなど顔全体がしぼむと老けて見える、つまり劣化して見えます。そうすると、このランキングは顔にハリがあり、シワやこけも少ない人ということだね。するとランキングは上から、丸顔で今も若々しい山口さんが1位。以降は順に中山さん、安田さん、鈴木さん、もともと老け顔でギャップの少ない賀来さん、浅野温子さん、というわけで、ワーストは浅野ゆう子さんです!」
──丸顔優勢ですね! 山口さん、中山さん、安田さんは少しふっくらした印象がありますが……。
高須「それがいいんだよ! 山口さんは肌質のせいか、なかなかハリがあるけど、中山さんや安田さんはヤセると顔がコケるタイプ。なのに若々しく見えるということは、体重の増加により内側が満ち、ハリが保たれているからでしょう」
──なるほど。では逆に、平成初期はファッション界でもトレンドリーダーだったW浅野のおふたりは、Wで頰がこけちゃったということでしょうか?
高須「そうです。さらに温子さんはシワも深い、ゆう子さんは目も落ちくぼんでしまった。ふたりともスタイルはトレンディー時代のままだけど、顔は平成31年分、老けたっていうことだね」
──平成の分だけ老けるとは、当たり前とはいえ残酷です! ところで、ずっと気になっていたのですが、デビュー当時の若いころから浅野ゆう子さんは深い首のシワがあるように見えます。このような症状の対策はありますか?