記念すべき20周年だからこそのこだわり
さすが、デビュー20周年!! 両A面のもう1曲『最上の船頭』は、3分間の小説のような作品だという。
「駆け落ちする若い2人を、船頭さんが応援してあげるんです。映画を見ているような感覚で楽しめると思います。実は、もともとは『最上の船頭』1曲だけをリリースする予定だったんです。やはり、20周年は正統派演歌でしょう。ですが……」
記念すべき20周年だからこそ、お客さんと一緒に楽しく盛り上がりたい──。正月休みを親戚宅で過ごしている間も、きよしくんはモンモンと悩んでいたという。
「収録候補曲として、すでに完成していた『大丈夫』を歌ったとき、すごく楽しくて。それが頭の片隅から消えなくて。そんなことを考えたり、悩んだり、相談したり、提案したりした結果、急きょ“両A面で行こう!!”となったんです」
例年、2月2日のデビュー記念日前後の発売が多かったきよしくんの新曲だが今回、春先になったのは、そんな強いこだわりから。ファンとしては、待ったかいがあったというもの♪
「時代も、平成から新しく変わりますしね。いい20周年になるよう、みなさんに歌でご恩返しできる年にしていけたらいいなと思っています」
さあ、お祭り騒ぎの始まりです。心の準備は、大丈夫?