「4月18日から、テレビ東京系で『太川蛭子の旅バラ』が放送されます。2年前に放送が終了した『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』の名コンビが復活しますよ」(テレビ誌ライター)
太川陽介と蛭子能収が出演する新番組が間もなくスタートする。名コンビが“結成”されたのは'07年のこと。
「2人は'07年10月から'17年1月2日まで『バス旅』でレギュラーを務めました。毎回、ゲストと一緒に路線バスに乗って有名な観光地を回りながら、制限時間内に目的地を目指す内容です。天然の蛭子さんが自由気ままに行動するのに対して、太川さんがツッコミを入れる掛け合いが人気に。視聴率も安定して10%前後を記録していましたよ」(同・テレビ誌ライター)
復活した理由とは
拘束時間の長いロケに蛭子が体力的に限界を感じたことを理由に1度は“解散”したはずだったが、なぜ復活することになったのか。それには、こんな事情がある。
「『旅バラ』が放送される木曜日の午後7時の枠は激戦区なんです。他局では、TBS系の『プレバト!!』やフジテレビ系の『VS嵐』など視聴率の高い人気番組ばかり。『旅バラ』の前には、'18年10月から今年2月までバラエティー番組『突撃!しあわせ買取隊』が放送されていました。
ただ、視聴率はときには1%を切るなど、ゴールデンタイムの番組とは思えない低視聴率。困った局側は、数字の取れる太川さんと蛭子さんに頼らざるをえなくなってしまったんです。昨年末ごろにオファーをしたといいます」(テレビ東京関係者)
意外にもオファーを受けた2人の反応は芳しくなかったという。
「バスの旅から電車の旅になったため、2人ともどんな企画になるのかという不安があったそうです。また、拘束時間の長い『バス旅』はかなり過酷でしたし、あれだけ大々的に終了すると言っていたので、太川さんも蛭子さんも復活に難色を示したんです」(制作会社関係者)
ただ、どうしても彼らを起用したいテレ東側はビッグな条件を提示する。
「番組のメインである太川さんのギャランティーを前よりもかなりアップさせたそうです。1・5倍から2倍近くになったとも聞いています。彼にそれだけの価値があると考えたのでしょう」(同・制作会社関係者)
当の本人は局側の厚遇に驕ることはないようだ。
「彼は“蛭子さんありき”ということを常に意識していますからね。ですから、なによりも相棒である彼の体調を最優先するようにスタッフに言っているそうですよ」(同・制作会社関係者)
現場も和気あいあいとした雰囲気だからか、こんなきわどい“イジり”も。
「撮影の合間に、蛭子さんやスタッフが太川さんの奥さまの藤吉久美子さんの話題を出すこともあるそうです。藤吉さんは'17年末に『週刊文春』で不倫疑惑を報じられましたが、いまは夫婦関係も良好。ですから、太川さんも彼らのイジりに笑顔で対応していますよ」(同・制作会社関係者)
仕事も私生活も、絶好調の太川に敵なし!?