「本来ならば、眞子さまは昨年11月に結婚されて、皇室から離れられて一般人になる予定でした。しかし、ご結婚が'20年に延期となり、女性宮家の議論がちょうど始まってしまいます。
仮に、小室さんとの結婚が実現する前に女性宮家が制度化された場合、眞子さまは皇室に残らなければならなくなるのです。そんな事態を避けるために、結婚問題を終着させなければなりません」(同・皇室ジャーナリスト)
秋篠宮さまは、眞子さまをめぐっての結婚問題をいつまでに決着するべきだとお考えなのだろうか。
「今年中は即位関連の儀式が続くので、動きはないでしょう。あるとすれば、来年2月の婚約延期から2年たったタイミングです。来年4月に秋篠宮さまの『立皇嗣の礼』を行う前に、結婚反対のスタンスを崩していない秋篠宮ご夫妻が、何らかのアクションを起こされるかもしれません」(前出・宮内庁関係者)
娘の状況に複雑な思いを抱えているのは、母親の紀子さまも同じだ。
“眞子さまとのコミュニケーションが減っている”と一部で報じられているが、そんな状況を打開するために“ふたり旅”に出かけられたという。
「5月11日から1泊2日で京都市内にお出かけになったのです。11日の紀子さまは、悠仁さまの“刃物事件”を受けて開かれた保護者説明会、眞子さまも同日、都内で行われた『みどりの感謝祭』式典にそれぞれ出席されていました。行きは別々に京都へ向かわれたのですが、帰京される際は一緒にお帰りになったんですよ」(秋篠宮家関係者)
公には発表されない、いわゆる“お忍び旅”だったわけだが、京都でいったい何をされていたのだろうか。
「12日に京都市内にある『大聖寺』内で、有形文化財を保護することが目的の団体『大聖寺文化・護友会』の総会が行われていたのです。紀子さまは'15年から同団体の名誉総裁を務められており、毎年総会に出席されていて今年もお出ましになりました。
しかし、今回は初めて眞子さまも一緒にいらっしゃったので驚きましたよ」(出席者のひとり)
意外に打ち解けた会話をされていたご様子
総会で、おふたりと会話したという別の出席者によると、眞子さまは「人形」にご関心が強かったそう。
「毎年1回、会員だけを集めて、普段は拝観できない大聖寺の中で懇親会のような形で開いています。今年は、午前10時ごろから総勢50人ほどが集まりました。
おふたりは着物姿でいらっしゃり、紀子さまはベージュ、眞子さまはブルーっぽいお色の和服で素敵でしたよ。
お昼ごろまでお茶をしながら懇親会が行われました。おふたりは、人形師の会員とお話をされていて、特に眞子さまは『日本工芸会』の総裁でいらっしゃることから、興味深そうに人形師のお話に耳を傾けていらっしゃいました。
印象深かったのは、おふたりで仲よさそうに会話されていたことでした。とてもいい親子関係だと感じましたね」
婚約を延期してからというもの、結婚反対のスタンスである紀子さまと、結婚の意志が固い眞子さまの間には“亀裂”が入っていると報じられてきたが、そんな様子はあまり感じられなかったという。
「秋篠宮邸でも母子の会話が減っているのですが、今回の京都へのお忍び訪問では、宿舎も一緒、かつお帰りの際もふたりきりで、久しぶりにゆっくりとお話ができたのだと思います。その中には小室さんに関して“説得”めいたお話もあったかもしれません。
紀子さまは、眞子さまと会話するという理由以外にも、いずれは同団体の名誉総裁を引き継いでもらうこともお考えになり、京都旅をお誘いしたのでしょう。
さらに、いろいろな人が集まる会に連れて行くことで“視野を広げてほしい”と願われているのだと思います」(前出・秋篠宮家関係者)
母親として、紀子さまが強い「決意」を持って臨んだ“ふたり旅”によって、眞子さまのお気持ちが向かわれる行き先は、はたして─。