仕事に不満があったのは、内容が物足りなかった可能性があると前出のAさんは語る。
「丸の内支社のクライアントは、誰もが名前を知る大企業もありましたが、小室さんが担当していたのは、そこまで有名ではない中小企業ばかりだった記憶があります。さらに、新人のころは書類の仕分けなどの雑用を任されることが多かったと思いますね」
自分の理想と違った銀行員生活を早々に辞め、今度は国際弁護士の夢をつかむために猛勉強中の小室さん。
しかし、資格取得を目指す一方で「弁護士になるとは限らない」という思いがある彼は、どんな仕事に就く可能性があるのだろうか。『弁護士法人・響』の西川研一代表弁護士に話を聞いた。
「弁護士以外だと、日本企業の法務部で活躍する可能性がいちばん高いと思います。
ニューヨーク州の弁護士資格を持っていれば、海外企業の法務部とのやりとりをするうえでも信頼が高まります。
アメリカは書類関係が重要視されますし、それらをきちんとチェックができ、かつ英語で交渉などもできると需要はあるでしょう。具体的には、海外との取引が頻繁にあるような商社が候補になります。
ただ、収入面でいうと、入社した会社の同世代と比べて、月々数万円が上乗せされるにとどまると思います」
一心不乱に突き進む小室さんの一方で、眞子さまの結婚問題に頭を悩ます秋篠宮ご夫妻が“新たな動き”をお見せになるご予定がある。
「秋篠宮ご夫妻は、6月27日から約10日間の日程でポーランドとフィンランドを公式訪問されます。いずれも外交関係樹立100周年の記念行事などに臨まれます。
そして実は、この海外訪問にあたって、ご夫婦で会見することが決まったのです。今までは海外訪問を終えたご感想を文書で出すだけで、海外訪問前にご夫妻で会見するのは初めてのことなんですよ」(宮内庁関係者)
この会見について、宮内庁OBで皇室ジャーナリストの山下晋司さんに聞いてみると、
「5月1日に秋篠宮殿下は、皇太子と同格の『皇嗣』になられましたので、ご訪問前の記者会見を受けることになったのでしょう。
公式訪問にあたっての記者会見ですから、国際親善や訪問国に関する質問になります。ただ、関連質問として、外国訪問に絡めたご家族に関する質問は可能です。
昨秋の秋篠宮殿下お誕生日の記者会見以降、半年ぶりの記者会見ですから、眞子内親王殿下のご結婚についての質問が出る可能性はあります」
山下さんの言葉どおり、前出の宮内庁関係者は、会見内容について次のように話す。
「宮内記者会は今回の会見で、訪問国へのご印象や抱負をご夫婦に質問する予定です。
そして、今年1月に小室さんが公表した文書をどのように受け止められたかに加えて、眞子さまのご結婚についての今後の見通しを2問目に盛り込んでいます。
現時点ではあくまで質問案なので、宮内庁側が却下する可能性もありますが、国民の関心事である結婚問題について聞かないのは、かなり不自然でしょう。昨秋の殿下のお誕生日以来、再びご両親がこの問題について言及される可能性は高いと思います」
『令和』初の会見で、秋篠宮ご夫妻は長女の結婚問題の“行く末”をどう語られるのだろうか─。