美肌女性も負けそうな超白肌に、ハーフのような彫りの深い顔が特徴のMatt(24)。
最近ではインスタグラムを更新するたびにネットニュースになり、テレビでも引っ張りだこの人気タレントへと成長。特にインスタの写真はマネキンのような異次元の美しさで注目されているが、本人はあくまで画像加工をしているだけだと、整形は完全否定している。
しかし、父親で元プロ野球選手の桑田真澄氏の顔を思い浮かべる人も多いのか、「親と子で違いすぎるでしょ!」という意見もネットでは多発している。
しばらくテレビ出演のなかったMattだが、今年5月、半年ぶりに『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演したときの“加工なしの顔”を見比べると、以前より進化してる気も……!?
はたして“ノー整形”でここまで変わることは可能なのか、美容整形外科「高須クリニック」の高須克弥院長に話を聞いた。
もし整形するなら、Mattに絶対伝えたいこと
──新・美的シンボルとして人気のMattさんですが、インスタでは二次元のような加工が「美しい」と称賛される一方、ネットでは「サンダーバード」「マネキン」などと言われて、驚きの声も上がっています。
高須「う~ん。インスタ民によくある、加工アプリバキバキの顔だね! この“いかにも加工”は流行でもあるし、いいんじゃない? 何をきれい・カッコいいと思うかは個人の趣味趣向なので何も言いませんが、もし整形するなら、彼に絶対、伝えたいことがあります!」
──ぜひ、こちらでその言葉を伝えてください!
高須「“流行の顔”は必ず廃(すた)れるということ! なので、今だけイケてる整形には飛びつかないように気をつけてほしい!」
──流行の顔ですか。それは例えば、どのようなものでしょう?
高須「極端なタレ目形成、膨らみすぎの涙袋、刺さるかってくらいのトンガリ三角顔とかだね。“タレ目メイク”はいいけど、整形は顔そのものを変えるわけだし、ちゃんと医師と相談して、“バランス的に普通に美しい”顔にしたほうが、長い人生、いいと思うよ」
──確かに、「ここで止めておけば……」というような整形をする方も多いですね。
高須「うちのクリニックにいらした方でも、数十年前と今では、だいぶ希望の内容は変わったよ。例えば昔は、男性は田原俊彦さん、女性は天地真理さんみたいな顔にしてほしいというリクエストが非常に多かったし、歯並びにしても“八重歯をつけたい!”なんて相談もあった。今の流行の顔は横浜流星くんとか、石原さとみさんで、トシちゃん・マリちゃんとは違うでしょ? それに八重歯なんて、今は逆に矯正の対象だし」