9月に開催されるバレーボールワールドカップのスペシャルサポーターに、ジャニーズWESTが就任したことが発表された。

 ジャニーズタレントがバレーボールワールドカップのサポーターに初めて就任したのは、今からさかのぼること24年前、1995年のこと。そのときに合わせて結成され、デビューしたのがV6だった。

 その後、'99年には嵐、'03年にNEWS、'07年にHey! Say! JUMP、そして'11年にSexy Zoneと、大会が行われる4年ごとに、新グループがスペシャルサポーターを兼ねて結成・デビューしてきた。彼らはワールドカップ以外にも春の高校バレーなど、バレーボールの大会のサポーターやイメージキャラクターに就任し、バレーボール界を盛り上げることにも貢献し続けてきた。

2期連続のセクゾ

 ジャニーズ事情に詳しい、あるテレビ関係者は言う。

「4年ごとに新たに結成される新グループは、ジャニーズJr.の人気メンバーが抜擢(ばってき)されるため、Ya-Ya-yahやB.I.Shadowなど既存のユニットが事実上、解体されることもあり、荒れるファンもたくさんいました。しかしそれ以上に、バレーボールのワールドカップとともに大々的にデビューする新グループは、大きな話題を集めることになりました」

 ところが、その流れは2015年に止まってしまう。

「2011年に就任したSexy Zoneが、引き続きスペシャルサポーターを務めることになりました。当時人気だったMr.KingやMr.Princeのメンバーなどを中心にした新グループの誕生も期待されていましたが、それがなかったことで、肩透かしを食らったファンも多かった。

 なかには2期連続での就任を、『セクゾがなかなかブレイクしないからだ』という声が上がったことも。実際、その後、'12年のA.B.C-Z、'14年のジャニーズWESTがデビューしましたが、10代のメンバーがいるような関東のグループのデビューは、'18年のKing & Princeまでありませんでしたからね。そのため『セクゾ渋滞』と呼ばれることもありました」(テレビ関係者)