「今日、家族にこの映画の舞台挨拶だと伝えたら、“まだやってんの?”と言われました(笑)。異例のことで、わたくしも戸惑っております」
「ご結婚おめでとう!」
主演映画『記憶にございません!』の“超”大ヒット舞台挨拶に出席した中井貴一。共演の佐藤浩市も登壇したが、「なんで三谷幸喜じゃなくて俺なの?(笑)」と監督不在に不満げ。
そこに三谷監督からビデオレターが届き、「中井さん、佐藤さん、ご結婚おめでとう!」という渾身のボケがかまされると、アキレた様子で、
「バカじゃないの!(笑)」(中井)
「またやりやがって」(佐藤)
そんな2人、実はデビューも同時期で同時代を駆け抜けてきた盟友。初共演は40歳を過ぎてからで、「いろんなことを理解して、芝居がわかってから共演できてよかった。佐藤さんがいることが役者を続ける刺激、そして励ましになっています」(中井)
「ほぼ同じキャリアでやってきて、今回も信頼というか。あんまり言うと安っぽくなるな」(佐藤)と照れ笑いを浮かべ、長年培ってきた厚い信頼関係をのぞかせた。
そして、フォトセッションではまさかの金屏風が登場!
「もっと近いほうがいいかしら」(佐藤)
「僕たちもこれから幸せに歩んでいきます」(中井)
と最後は肩を寄せ合い、監督の“結婚ネタ”に乗っかり、笑いを誘った2人。
渋く、色気もユーモアもあって、カッコいい。こんな“イケオジ”コンビ、ほかには記憶にございません……!?