まだ“禊”を終えていないと考えているような宮迫だが、彼の芸能界復帰を強力サポートする“大物”も現れている。
「明石家さんまさんが、自身の個人事務所『オフィス事務所』に宮迫さんを受け入れることを表明しました。さらに、11月21日には、宮迫さんのために『みんなで一緒にオフホワイトからブラックに、そして白紙に戻った男を囲む会』を都内のホテルで開催するため、テレビ各局のプロデューサーや芸能関係者に招待状を送っています。
いずれ宮迫さんが芸能界に復帰したとしても、もう吉本に戻るつもりはないそうで、さんまさんの事務所に“専属契約”をして活動を再開する方向だと聞いています」(同・芸能プロ関係者)
「『アメトーーク!』でも名前が出て」
そんな宮迫の“真意”を探るため、10月中旬に大阪の実家を訪ねると、母親が取材に応じてくれた。
─騒動の後、息子さんとお話はされましたか?
「1度、電話がありましたけど、もう一人前の大人だから、本人に任せています。電話の際には、騒動については触れないでおきました。そうしたら“知っとるやろ? 心配してるやろ? でも、ちゃんとやるから任しといて”と言われましたよ」
宮迫のボランティア活動や、ファンからの応援についても話してくれた。
「ボランティアをやったらやったで“わざとらしい”と言われるし、やらなければ“何もしない”と言われてしまいますよね……。ファンの方々からは、たくさんのお手紙を送っていただいたり、お店(実家のたこ焼き店)に持ってきたりしてくれるので、それを彼のところに送っています」
レギュラー出演していたテレビ番組について話をふると、
「『アメトーーク!』でも“宮迫”の名前が出るようになってきましたね。明るい兆しがあるのかな? でも、まだ(宮迫が出演していないので)見たくないですね。好きなテレビが見られなくなりました、それだけです」
と、少し落ち込んだ様子ながらも、記者の質問に母親としての胸中を明かしてくれた。
冠番組のプロデューサー、先輩芸人、そして家族からも“バックアップ”されている宮迫本人は何を思うのか─。
10月末日、自宅を訪れると、インターホン越しに宮迫本人の言葉を聞くことができた。
─『アメトーーク!』の年末特番で、宮迫さんに復帰オファーがあるそうですが?
「何も……あの、お話しすることはないので……」
─加地プロデューサーと連絡はとっていないのですか?
「そうですね」
─今後、芸能界に復帰するご予定は?
「一応、さんまさんのところで預かってもらうということになっているので。記事とかにも出ていると思います。ですから、吉本かさんまさんを通して取材のお願いをしてもらったほうがよいかと。でも、具体的なことはまだ何も決まっていませんよ」
さんまが主催する「囲む会」についても聞くと、
「それも、すべてさんまさんにお任せしているので」
─では、今のところは、さんまさんの事務所での活動が濃厚ですか?
「それも後々、お話しすると思うので」
会話中、機能の関係で2度もインターホンが切れてしまうも、記者を気遣いながら、きちんと対応してくれた。
吉本興業に、宮迫と亮の復帰と今後について問い合わせると、次のような回答だった。
「番組出演は弊社が回答する立場になく、個々の契約内容は回答を差し控えさせていただきます」
宮迫と亮の“雨が上がる”日はそう遠くはないのかもしれない─。