強かったのは麻璃央くん
わちゅ~「缶蹴りって、あの缶蹴り……?」
萩原「はい。缶蹴りっていつしかやらなくなるじゃないですか。それが僕の場合、やらなくならなかったんですよ(笑)」
TSUBASA「誰とやってるんですか?」
萩原「それこそ『恐怖人形』のロケ中、ごはん休憩のとき男子みんなでやりました。けっこう本気で、一試合10分くらいかけてじりじりじりじり……。僕、自分では強いと思ってたんですけど、『恐怖人形』メンバーには全敗でした」
一同「ええっ!?」
萩原「(黒羽)麻璃央くんとかめちゃめちゃ強くて。『恐怖人形』の男性陣、強かったです(笑)」
大輝「なごやかな現場だったんですね」
萩原「なごやかでしたね。撮影期間は一週間くらいだったんですけど、男子はみんな同じ部屋に泊まってて。初日からすごく距離感が近くて、僕は20歳、麻璃央くんは26歳と、年もバラバラなんですけど、すぐに打ち解けました。ホラー映画なのに、現場は和気あいあいとしてました」
TSUBASA「僕らも4人で一軒家に住んでるので、その感じとちょっと似てるかもしれない」
萩原「そうなんですか! 近いかもしれないです!」
本当の恐怖は“アレ”だった
わちゅ~「ところで、ホラー映画の撮影現場ってやっぱり怖いんですか?」
萩原「どうなんですかね? やっぱり“どうしたら怖く見えるのか?”とか、僕らの表情や人形を見た姿とかでお客さんに怖さを伝えなきゃいけない部分もあるので。現場ではけっこう冷静だと思います」
一同「なるほど」
TSUBASA「でも、作品の舞台になっている夜のログハウスなんて、いるだけで怖い気がしますが」
萩原「変な話、キャンプ場に泊まって、撮影が終わって、ロッジに帰るまでがいちばん怖かったです。撮影現場の照明ってすごく明るいじゃないですか。夜でもあれが一個ついてるだけで眩しいくらいなんですけど、あれがなくなると……。あ、僕いち個人の恐怖としては、寝坊が怖かったです!(笑)」
一同「寝坊!?(笑)」
萩原「それがいちばん恐怖でした。起きるの苦手なので。みんな同じ部屋に泊まってたんですけど、1日だけ僕以外の人が30分早く出る日があって、バッと起きたら、“あれ、時間じゃん!!”って。あれはマジで恐怖でした。リアル恐怖でしたね」