インスタグラムはビジネスに繋がらない

住谷「私、インスタなどには0.5%ぐらいしか本当のこと載せていないですよ(笑)。例えば長い一日のなかで、15分友達とばったり会ってちょっとお茶飲んでじゃあまた! ってなったとしても、もし業界の友達だったら載せたりするじゃないですか。

 そしたら別の人に「あの子と仲良いの?」とか言われるんですね。真実かどうかは別として。そういった投稿もほとんどリアルタイムでアップしないので、大体2カ月くらい遅れた情報だし(笑)。そもそも見ず知らずの人に私の本当の姿は教えたくないんです(笑)

しげる「しげるもリアルタイムでは(ほぼ)載せないなぁ。そんなに、しげるの『ナウ』を知りたいと思ってる人なんていないと思うし(笑)ナウでナウな事を上げなくても1つの情報や思い出を自分のペースで上げる感じ。だから1週間前の出来事を今日アップしたりもあるな」

住谷「すぐにでも止めたいです。インスタなんて(笑)」

しげる「止めないでよ~!!、ほんと昔から、杏奈ちゃんは、さっぱりしてるからネッ(笑)」

住谷「ビジネスにつながりませんし(笑)。私、友だちをビジネスに巻き込むのはすごい苦手なんですよ。だから全部区切ってるんですよね

しげる「ビジネス上手なんだから、しげるのマネージメントもしてよ(笑)」

住谷「何をおっしゃいます(笑)」

しげる「にしても杏奈ちゃんってやっぱりビジネスで自らガンガン新しい事業をはじめたり、一時はそれで家計を支えたりと、強いところあるよね〜」

住谷「日本ってまだ古い夫婦像や男女像に囚われすぎだと思うんです。男が仕事にでて女が家庭を守るみたいな。時代によって生き方が変わっていかなきゃいけないのに、その印象が根付きすぎて順応ができてない。私は常に自分をアップデートして生きていたいんです。男女や夫婦というより、結局は“人間と人間”じゃないですか!

しげる「しげるも全く同意見だなぁ! まだまだ、どこか古い風習・習慣が残っているのかもしれないよね~。例えば、『男性と同じく仕事している女性なのに、料理や子育ては女性がやる』みたいな偏見。最近は、男性も徐々に助けてくれるようになってきたと思うけど、まだまだ世間の目は子育てしているママに厳しいよね~

住谷「そうですね。例えば世のママたちも、夜遊びに行くのに負い目があったりとか、飲み歩いていると批判されるとか。やっていることは同じでも、男であるか女であるかでも見られ方は違うのかなとも思います。でも世の中には自立して自ら稼いでいる女性も少なくない。そうすると仕事の息抜きも必要になるじゃないですか」