「悠仁さまは緊張されていたようで、会場で出迎えた関係者への挨拶も、小さな声ではにかまれていました。席に着く際にも、位置を間違えられたようで、佳子さまから指摘される場面もありましたね。
前半の出場者によるスピーチ中は、口元を細かく動かす場面も見受けられましたが、だんだんと緊張がほぐれたのか、後半はしっかりとした雰囲気で学生の発表に集中されていました」(皇室担当記者)
12月8日、都内の文化施設で行われた『少年の主張全国大会』に、お姉さまの佳子さまとともに臨席された秋篠宮家の長男・悠仁さま。ご両親がいらっしゃらない行事に出席されるのは今回が初めて。
会場入り直後は緊張されていたが、全国約50万人の中から選ばれた12人の中学生による将来の夢や、学校生活についての発表が始まると、熱心に耳を傾けられていた。
「小・中学生で構成される沖縄・函館豆記者とお会いになったこともそうですが、悠仁親王殿下が同世代の人たちの主張をお聞きになることは、その人たちの価値観を感じ取るために非常に大事なことです。
時代に合った皇室のあり方をお考えになっていくうえで、何十年と同じ時間を過ごす同世代の人たちの価値観はその中心になるからです」
そう話すのは、宮内庁ОBで皇室ジャーナリストの山下晋司さん。『豆記者』との交流は、上皇ご夫妻から天皇・皇后両陛下、秋篠宮ご夫妻とともに悠仁さまに引き継がれ、今年7月にも接見されている。