本当の破局理由は…
「でも、向こうには“子どもができたことは、われわれにとっては最初の孫ですから、うれしいんですよ”と言いました。カレは紗里に嫌われまいと出費を頑張りすぎたようですね。12月後半に、妻が紗里のいる東京へ行き、年明けの1月12日には私が東京へ行ったんです。カレがいなくなったマンションで、私が紗里のそばで寝ましたよ。
紗里が言うには、本当の破局理由はカレの束縛にあったようです。カレはもともと、実は紗里のファンだったようで、結婚する前は“紗里の自由なようにやらせる”と言っていたのに、同居した途端に豹変し、紗里の男関係を探るようになったんです。紗里のケータイもチェックしたり、“胸の開いたドレスは着るな”とか、仕事にまで口を出してきたんです。これは夫婦間でもやってはいけないこと。モラハラですよね。カレには“自由奔放な加藤紗里と結婚するんだ”という自覚がなかったんでしょう。お金が続かないというのなら、なぜ付き合っていた5月から9月までの間に“紗里と結婚するのは無理”と言わなかったんだろうと思います。
結婚すると決まったとき、私はご飯を食べながら、紗里に言いました。“いい機会だし、もう30歳になるんだから、ギャルみたいな茶髪はやめなさい”と。これは親としての正直な気持ちでしたね。
そうしたら、紗里は真っ赤な顔をして“私は大学を中退して、19歳で東京へ出たよ。でも、なんのコネもなく、詐欺にも遭ったし、怖い目にも合った。自分で人脈を切り開いて、10年やってきたの! これが加藤紗里なのよ! 私は変える気ないよ”って言って、バーって泣き出したときは、私も今の加藤紗里のキャラを全否定するようなことを言いすぎたかなと思いました。親としての意見を言ったんですけれどもね。
単なるレースクイーンだったのに、狩野英孝さんの6股相手として出てきて、それから4年がたちました。半年で消えると思われたでしょうが、なんだかんだとやっています。キャラの濃さは日本一ではないでしょうか。その部分は大したものだと思っています」