2人が昔といま、思い描いている夢
年を重ねても、純粋な疑問や、昔から抱いていた夢を追いかけている大人たちが描かれている今作。2人が昔夢見ていた、そしていま思い描いている夢は……?
高杉「実は僕、小さいころは人によって夢を使い分けていたみたいで……。“野球選手にならないのか”と言われた祖父には“野球選手になる!”、サッカー選手にならないのかと言っていた父には“サッカー選手になる!”って(笑)。でも本当はレスキュー隊になりたかったんです」
岸井「ええ~!(笑)」
高杉「僕もわれながら怖い子どもだなと思います(笑)」
岸井「私は小さいころ、これといった夢がなくて。体操をやっていたので、大会でメダルをとりたい、高得点をとりたい、といった目標を持っていました。ちなみに今の身近な夢は、行ったことのない国がたくさんあるので行ってみたいです」
高杉「僕の今の夢は……早く40歳になりたいです」
岸井「え……どうして?」
高杉「20歳になったときから、ずっと思っていて。ハタチになったら自動的に大人になれると思っていたんですけど、実際に大人になった実感はなにもなくて。倍年を重ねたら、さすがに大人になれるかなと思ったので、早く40歳になりたいんです」
岸井「30歳でもなく、40歳なんだ(笑)。まだ夢への道のりは遠いね……」