そんな木村に、気の早い話も浮上。年末のNHK紅白歌合戦に、歌手として出場するというサプライズだ。

「今年は言うまでもなく東京五輪・パラが企画の中心。そして活動休止する嵐です。昨年は不調に終わった紅白だけに、キムタクが後輩に花を贈れば、これ以上ない“目玉”になりますよ。まさか、『世界に一つだけの花』は歌わないでしょうが(笑)」(レコード会社関係者)

 一方で、紅白の司会から長らく遠ざかっている中居正広。レギュラー番組こそ継続中だが、動向が大きく注目されるのは、ジャニーズとの契約更新を迎える9月ばかりとなってしまった。

「仕事に対するモチベーションが明らかに下がっているように見えます。それも手伝ってか、五輪後に“ジャニーズを辞める”という話はいまも聞こえてきますね。ただ、事務所内部でも“何を考えているかわからない”と、まったく動きを把握していないとのことで、どう転がっていくものか……」(佐々木さん)

 その肝心の東京五輪だが、'04年のアテネ大会から夏冬含めた8大会連続でメインキャスター(TBS系五輪番組)を務めてきた中居。しかし、今回は同ポストに安住紳一郎アナが早々と収まり、依然、声がかかっていない状況。

 ところが、他方では中居のほうが専任キャスター就任を“固辞”しているとも。

「就きたいのは、野球『侍ジャパン』の特任サポーターでしょう。TBSの専任になれば野球だけに集中するわけにもいきませんし、そもそも放送権の割り振りも未定です。ならば、侍ジャパン公認でサポートできれば、全試合に帯同して放送局に関係なく出演できます。五輪キャスターではなく、野球キャスターの内定を待っているのでは?」(スポーツ局ディレクター)

 芸能界イチの野球好きは、“グラウンドレベル”で金メダル獲得を間近で見たい!?

「新しい地図」が続々テレビに本格復帰

 パラリンピックに携わるスペシャルサポーターに就任している稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾は躍進の'20年か。

 '17年9月のジャニーズ退社後、新ユニット『新しい地図』を立ち上げた彼らだが、受け持っていた地上波のレギュラー番組が次々と終了。主な活躍の場を、未開地だったネットに移行していった。