「僕、あまり楽しい人じゃないんです。趣味もないし、特技もない。昨日は久々の休みで、朝起きて、マッサージのお店まで散歩がてらに歩いて行って帰ってきたら1日が終わりました(笑)。3万歩ぐらい歩いたんですけどね」

 以前よりずっと饒舌になった印象のSUPERNOVAソンジェ。これまでグループで取材をすると、メンバーの話を静かに聞いている印象の強かった彼を変えたのは、昨年、初めて挑戦した日本の舞台『私のホストちゃん THE PREMIUM』に出演したことから。

「すごく感謝しています。この舞台を経験したことで、もっと日本が好きになったし、日本語も少しうまくなって、マインドが少し変わりました。今回、発表するアルバムもとても影響を受けています」

 ニューアルバム『男の花道〜SUNGJE'S JAPANESE SONGBOOK〜』には、本人の強い希望で昭和から平成の日本のカバー曲を収録。タイトル曲でもあるオリジナルの『男の花道〜OTOKOBANA』のミュージックビデオは、これまでの彼からはあまり想像ができないコメディー要素が含まれた楽しい曲に仕上がっている。

ビジュアルも変え、挑戦したくなった

「ずっと“カッコいい”音楽や姿を追ってきました。もちろん、『男の花道〜OTOKOBANA』もカッコいいんですよ(笑)。でも、舞台の『私のホストちゃん』シリーズみたいに“面白くて、カッコいい”ということにも挑戦したくなったんです。見たら、笑顔になるような、そんな音楽がやりたいなと思って」