『しげログ』は商品プロデューサーとして活躍し、海外のファッション・流行などをナビゲートしているしげるちゃんが毎回「会いたい人」と「好きなお店」で対談! ゲストの“素”を引き出しちゃいます。第6回目のゲストはタレントの鈴木奈々さん。初対面だというふたりの化学反応やいかに──? それでは……カンパーイ!!
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しげるちゃん(以下:しげる)「では、そろそろ始めましょうか!奈々ちゃんとしげるはこれがはじめましてになるんだよね?」
鈴木奈々(以下:鈴木)「はい! でもテレビとかSNSもそうですし、いろんなメディアで見ているから、なんかはじめましてって感じがしません(笑)。なんだろう、不思議! しげるちゃんって呼んでいいですか?」
しげる「全然、呼んで下さい(笑)、じゃあ、まず……ありきたりな質問! 『鈴木奈々』としてのデビューのきっかけ的な事から聞かせて貰いたいな。(益若)つばさちゃんの追っかけをしていたって話しは有名だよね?」
鈴木「有名ですね(笑)」
しげる「あれはリアルなの?」
鈴木「リアルです、ガチです!」
しげる「本当なんだ! じゃあ、握手会に行ってそこでつばさちゃんにナンパされた(笑)?」
鈴木「そうそう、そうなんですよ。私、授業中も『Popteen』とか『egg』とか読んでるぐらいギャル雑誌が大好きで、とくに(益若)つばさちゃんの大ファンで。つばさちゃんが出てるイベントへ行ったりとかファッションショーへ行ったりとかしていたんです。で、渋谷のスクランブル交差点に書店があるじゃないですか。そこでつばさちゃんが握手会をしていたんです」
しげる「あるある! 良くイベントとかやっている、あの本屋さんネッ?」
鈴木「そうです! そこで初めてつばさちゃんと生でお会いしたんですが、『Popteen』モデルにならない?って」
しげる「スタッフさんから?」
鈴木「ううん、つばさちゃん本人から」
しげる「え、嘘! すごいじゃない!」
『新・おバカ女王』の称号をえるまで
鈴木「当時は18歳で、つばさちゃんのメイクのマネして金髪で。すぐにお母さんに電話しましたもん。“お母さん! スカウトされた! つばさちゃんに!”って。お母さんも驚いて、喜んでくれました。うれしすぎて頭が真っ白だったな」
しげる「憧れの本人から言われたらそれはうれしいよね! その頃にはタレントになりたいって気持ちはあったの?」
鈴木「その頃は、芸能人になりたい、じゃなくて、“つばさちゃんと一緒に雑誌の撮影をしたい”と思ってました。つばさちゃんと『Popteen』の誌面を飾るのが夢だったんです」
しげる「その頃はまだ事務所には所属してなかったの?」
鈴木「はい。18歳から23歳までずっとフリーで」
しげる「っていう事は、事務所に所属してからテレビのバラエティとかのお仕事が増えていった感じなんだね!?」
鈴木「そのきっかけが小森純ちゃんなんですよ。益若つばさちゃんが『Popteen』のきっかけを作ってくれて、で、『Popteen』で小森純ちゃんに出会うわけなんですよ。ふたりとも私のことすごく可愛がってくれて。で、その頃、小森純ちゃんはもうバラエティにたくさん出ていたんですよ。そして小森純ちゃんに誘われて『踊る!さんま御殿!!』に出演しました。小森純ちゃんのお友達として」
しげる「その時はまだフリー?」
鈴木「フリーです。で、次は1人でオファーしてもらえたんです。『おバカ決定戦』みたいなテーマの回でそのときに私、『新おバカ女王』の名前をもらって(笑)」
しげる「『新おバカ女王』(笑)……もうほらっ、それなりの爪痕を残せたから、その後のテレビの活躍は、もちろん、そのキャラクターがあってこそだよネッ。(明石家)さんまさんってやっぱり偉大な方なんだね!」
鈴木「本当に、『さんま御殿』に出て、人生が変わったっていうか。その後に『しゃべくり007』にも出たんです。そしたらそれから急にオファーが来るようになって年間300本以上も。その年のブレイクランキングの女性部門の1位になりました」