「健と仕事がしたい」“モテる”秘密
「'15年放送のTBS系ドラマ『天皇の料理番』で料理人役を演じるまでは、まったく料理をしなかったそう。しかし練習を重ねた結果、撮影時にはうまくなりすぎて、ほかの出演者に包丁の使い方を指導するまでになったのは有名な話です」(テレビ誌編集者)
映画『亜人』でタッグを組んだ本広克行監督は、雑誌インタビューで彼にオファーが絶えない理由をこう語る。
《台本も読み込んできますが現場では一切そういう姿は見せず、さらっとやる。とにかく作品をよくするためにめちゃくちゃ考えている印象です。
健君はストイックですが、しっかりと話し合いもできるタイプ。みんなが彼とやりたがる理由が分かりました》
映画『いぬやしき』で共演した木梨憲武も、雑誌インタビューでこう絶賛していた。
《役について深くとらえていて、どんな役でもこなせると思いましたね。いまの日本の映画界、ドラマ界を俯瞰で見ている。勉強の量がすごい》
最近は運動神経のよさを生かしたアクションやヒューマン系の作品への出演が続いていた。そんな彼が今回、王道の恋愛ドラマに出演したのにはこんな思いがあるようだ。
「20代でしかできない王道の恋愛作品を、あまりやってこなかったのを後悔していると話していました。『恋つづ』出演を決めたのは、そんな後悔があったからでしょう」(前出・芸能プロ関係者)
そして『恋つづ』で日本中の女性が彼に恋することになったが、計算し尽くされた演技だったと絶賛するのは、取材経験もあるフリーライターの田幸和歌子さん。
「現場に入るまでに監督などとすごくコミュニケーションをとるタイプ。またサービス精神の旺盛さもあり王道の恋愛作品をやるからには、とことんキュンキュンさせよう……と、女性が喜ぶことを徹底的に研究し、それが見事にハマったという印象を受けました。しばらくは胸キュン作品のオファーが増えるとは思いますが、作品ごとに違う一面を見せてくれるのではと、今から期待しています」
ルックス、人気、実力がそろった“佐藤健ブーム”はつづくよどこまでも!?