偉そうに話すメンツは嫌われがち

 ここからは“嫌い”票を集めた顔ぶれを。1位になった堀江貴文には、

「自分を肯定した話し方しかしない。賢い人だと思うぶん、言葉の使い方に残念さを感じる」(38歳/パート」

「偉そうな物言いが嫌い」(66歳/専業主婦)

 といった声が。最近は外出自粛の風潮に疑問を抱くなど、SNSでの発言がたびたび取り上げられているが、

「メディアに最初に登場した“成り金”イメージが尾を引いてるのかもしれません」(飲用てれびさん)

 2位は、前東京都知事の舛添要一

「自分はロクでもないことばかりしてきたくせに、人の批判しかしない」(65歳/会社員)

 都知事時代の世間のイメージがとにかく悪いよう。

 続く3位は、野球解説者の張本勲

「感情的で論理的でないから」(54歳/医師)

 スポーツ以外にコメントしている場面をあまり見ないが、3位に入るあたりよほど嫌われていることがわかる。

 4位の木下博勝には、

「コメントが嘘っぽく聞こえる」(48歳/会社員)

「ハラスメントで話題になったから」(51歳/パート)

『サンデー・ジャポン』(TBS系)などに出演するテリー伊藤の評価も低い。

「忖度しまくり。言ってることも偉そうなだけで、意味がわからない」(69歳/専業主婦)

 6位の立川志らくは、ワイドショー『グッとラック!』(TBS系)のMCを務めているにもかかわらず上位に。

「発言が炎上すると“芸人だからしかたない”“芸人に何を期待しているのか”と反論する場面をよく見ます」(飲用てれびさん)

 また、女性陣の室井佑月香山リカには、

「私情が入りすぎて、路線から逸(そ)れた発言が多い」(51歳/専業主婦)

「コメントが常軌を逸しているときがあってドン引きする」(45歳/パート)

 という声が寄せられた。

 今回の結果を、飲用てれびさんに総括してもらうと、

「好きなコメンテーターの人たちは、発言が激しくても“茶目っけ”みたいなものがあるように思います。対して、嫌いなコメンテーターは、“茶目っけ”の乏しさゆえに厳しさがカバーされないのかもしれません。コメンテーターというくらいですから、コメント内容がもっとも評価されるべきだと思いますが」

(取材・文/高橋もも子)
※アンケートは全国の30代以上の女性600人を対象に1人1票でカウント(フリージーおよびアスマーク調べ)