苦悩するテピョンが心を寄せていく女性刑事・ジュニョンを演じるイ・ヨニとは、映画『結婚前夜〜マリッジブルー〜』以来、7年ぶりの共演。彼女はテギョンを「より凛々しく、カッコよくなったと思う」と語っていたが?
「ありがとうございます(テレ笑い)。2度目の共演なので、すぐに作品に臨みながら意見を出し合うことができましたし、支え合えていたように思います。少なくとも僕は、とても頼りにしていました。一緒のシーンが多かったので、僕の足りない部分を埋めてくれました」
最後に、ドラマの軸となるテピョンのような特殊能力が持てるとしたら、どんな能力が欲しいかを聞くと、
「このドラマを通して、いろいろなことを考えさせられました。テピョンではなく、テギョンとして同じような状況になったらどんな選択をするか。最期を知りながら行動するのと、知らずに選択するのでは、同じようになるのかとか。そのうえで、テピョンの持つような能力にONとOFFがあったらいいなと思います。
OFFがない彼はとても苦しむので、見たいときにだけONにできたらいいなと。どんな能力でもそうですよね。空を飛べる能力があっても、ずっと飛んでいたら大変じゃないですか(笑)」
共演者のイム・ジュファン&イ・ヨニが語る “テギョンのすごさ”
イム・ジュファン:テギョンと初めて会ったのは、台本の読み合わせのとき。本当に身体が大きくて、ドアから入ってこれないんじゃないかと思いました(笑)。除隊してから、そう日にちがたっていなかったので、防弾服を着ると、さらに大きく見えて。その読み合わせのときは、ゆったり落ち着いていたんです。それが、撮影現場に入ってカメラが回りだすと、じっとしていないんです! スタッフと話したり、メーキングのカメラに冗談を言ったり。
イ・ヨニ:そうそう、ひとりでずっと面白い冗談を言ってました(笑)。
イム・ジュファン:驚くのが、さっきまで冗談を言っていたのに、一瞬で役に入り込んで涙するんですよ。あのギャップはすごい!!
イ・ヨニ:男性俳優にとって、涙のシーンは決して簡単ではないと思うんです。あの集中力はすごいなと思います。
CSの放送局『KNTV』にて
6月14日から日本初放送スタート!
『ザ・ゲーム(原題)』
(毎週日曜、夜8時~ほか。2話連続放送)
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