妻とは練習を見に来たところに声をかけて知り合った。'81年には、ホテルニューオータニで4億円相当の豪華挙式。過去インタビューで妻は《すごい亭主関白なんですよ。目の前に新聞があっても“それとって”って、とらせるんだから》と話していた。当時の取材中には《おい! 失礼のないようにちゃんと答えろよ!》と、具志堅が口をはさむ場面も……。
だが、それも今は昔。“関白失脚”で、現在はジムの運営に妻が口を挟むようになっていたようだ。ジム閉鎖の真相について、自宅へ帰宅した具志堅を直撃すると……。
ジム閉鎖の真相を具志堅に直撃!
──ジム閉鎖の原因は?
「コロナの影響はないけど、ボクシング全体の盛り上がりが欠けてさ、選手を作っても試合がなかなかできなかったり、移籍問題があったり……」
──比嘉選手の移籍も一因?
「彼が契約しなかったってのも大きかった。同じ沖縄出身の彼がいなくなったことで今まで積み重ねてきたボクシングへの愛着を失ってしまった。またチャンピオンを作ろうと思っても3~5年かかる。それよりも自分の楽しい人生を送ったほうがいいじゃない」
──奥さんの現場介入が問題との声もあるが?
「ウチの母ちゃんは立派に働いていると思うよ。母ちゃんはボクシング界の野村沙知代さんだからね~。関係ないですよ! 今後は難しいかなってだけで。早い判断だったね」
サッチーといえばトラブルメーカーのイメージだけど。カウンターパンチのような元世界王者の“迷言”で、記者も煙に巻かれたようだ。