しげる「これから先は、どんな大人な男になっていきたい? 野望というか願望かな?」

慶太「なんか僕、渋い俳優さんになれたらいい。あ、あと最近すごくサーフィンにハマってるんですよ。どの現場行ってもサーフィンの話してるし」

しげる「インスタでハワイ行った写真も載ってたよね」

慶太「ハワイとバリでサーファーやってきて。やっぱこう、仕事だけじゃなくて、自分の趣味の時間だったり子どもができるならまあ家族の時間だったり。『100日後に死ぬワニ』じゃないですけど、やっぱこう、もともと“いつ死んでもいい”って思ってたんですよ。“今の日本のこの時代に生まれてもうそれだけで幸せだし”って。“もういつ死んでもいいや”って思ってたんですけど、よりこう、“大切に毎日過ごさないとな”って思いました。だからもう僕は楽しく自由にやりたいようにできればお金は要らないかな

祥太「先輩によく言われるのは、“俳優の仕事は続けた方がいいよ”」

慶太「辞めたら終わりだよってね」

祥太「うん。で、“僕たちが職人仕事やりたいって言ったら職人仕事はできるけど、例えば俺たちが俳優の仕事やりたいって言ったら今からは無理だよ”って。

やっぱそういうこと言ってくれる人たちがいて

慶太「応援してくれてんだよね」

祥太「そう、応援してくれてる。だから俳優はまあ続けたいなって。こっちから“仕事したい”って言っても、求められないと仕事できないじゃないですか。だから、自分の副業の仕事でもそうですけど、手に職つけて、まずは。そんなにガツガツしたくないなって思ってるんで。余裕を持っていきたいです

慶太「でも追求したいところは追求したいんでしょ?」

祥太「まあ例えばロケとかで“また今度機会あればお願いします”とかそれくらいだったらいいですけど。そんな、“この仕事で次の仕事が決まるかも”とか、そんな気持ちではやってない。まあでも俳優って仕事は続けたいなって。そのためにはやっぱりプライベートを充実させる必要があるなって。仕事もそうですけど。ここ何年かで思ったんで。だからまあ、“仕事は芸能界の仕事だけじゃねえぞ”って。そこだけはやっぱり忘れないように。まあ真面目に一生懸命と

 
斉藤祥太

慶太「そこでいい味を出せたらいいですよね。なんか僕、いろんな俳優さんに“お前は40過ぎてから売れるよ”って言われるんですけど。だから40過ぎるの楽しみで。全然、“将来が不安”とか、意外となくて。人生一回だからもう楽しくやっぱり自分がどういう風に生きるかがもう全てかな。やりたいことはやって、やりたくないこともたまにやって。なんか甘やかしすぎるのもよくない」

しげる「極力、ストレスは減らしてくってことね」

慶太「そうですね。やっぱりいつ死ぬかわからないんで。その日1日1日、楽しければそれでいいです。朝まで酒飲むとか最高じゃないですか

今回のお店 『九州居酒屋いちばんや』

 

――お店について教えて下さい

1月でオープンから丸2年を迎えて3年目に入りました。九州料理をお出ししていますが、九州は畜産、農産、魚介類が豊富。私の出身は東京なのですが、宮崎県で3年仕事をしていたり、長崎県で働いたり。そういった縁もあって、当店をスタートしました。

――おすすめは?

福岡県のみならず、九州全体を網羅した料理やドリンクです。宮崎での縁があり、良いものが安く手に入ったりもします。八百屋さんを通して九州の野菜を取り寄せたりしていますね。お酒も大分のかぼすの生搾りなど、シロップなどは使わず、季節ごとの現地の果物を利用しています。あとは九州産の焼酎ですね。ご当地グルメをぜひ召し上がってください。

――こだわりの料理は

ミョウガとごまを使ったゴマサバや福岡の鉄板餃子。モツ鍋も夏場だと麻辣の味付けにしたりしています。あと好評いただいているのはチキン南蛮。自家製タルタルソースを使い、宮崎の霧島鶏で調理しています。あと鶏のもも肉の叩き。普通は醤油ダレやポン酢で食べるのですが、当店はにんにくとごま油がきいた塩ダレを、ネギたっぷりで食べていただく料理です。見栄えもいいのでインスタ向きです。

 

――メッセージを!

美味しいものがたくさんある九州料理を、季節に合わせて、旬なものをお出ししています。スタッフ一同、あたたかい気持ちでお待ちしておりますので是非お越しください!