「木村ブランド」を築き上げた辣腕プロデューサー
だが、静香がその剛腕ぶりを発揮したのはここからだ。SMAPという“冠”、そしてI氏という“重し”がなくなったことで、キムタク──いや、ファミリーを静香が自由に動かすようになる。
「木村くんにSNSを始めさせたり、これまで頑なに顔出しさせなかったCocomiとKoki,を、一転してモデルデビュー、SNSデビューさせた。かと思えば、そのSNSで木村くんとコラボさせて“家族共演”。静香はタイミングの見極めと見せ方、出し方のセンスがズバ抜けてる。娘のデビューにすら、彼はひと言も口を出せなかったみたいだし、メリーさんも大賛成だったって」(前出・芸能プロダクション関係者)
娘ふたりの急激な人気上昇と“仲よし家族”像に引っ張られる形で、ついには、地に堕ちていた木村の人気までもV字回復させてしまった。
「“すぐに消える2世タレント”と見ていたメディアや“アンチ”すらも最近はすっかりおとなしくなっちゃった。それどころかハイブランドとのタイアップや多才ぶりを見せつけられ“木村家ってホンモノなんだな”と認めだしてます」(前出・スポーツ紙記者)
すべては、敵をも黙らせてきた剛腕のなせるわざ、か。