容疑者は、北海道の出身で、議員になる前は「歴史群像」編集部に在籍していたので歴史には詳しく、直江兼続の単行本も出している。
「議員としては昔タイプのゴリゴリの保守派。仕事以外では、草野球チームの投手として、港区で10年連続優勝している有名人。
家族は、奥さんと男の子が2人いて、息子さんの野球の練習にも付き合ういいオヤジ。少年野球やテニスの指導も熱心で、いい評判も」(区議会関係者のBさん)
本人に取材依頼してみると
一方で、芳しくない評判もある。区議会関係者のCさんは、こう証言する。
「女性議員で驚いている人はいないですよ。不倫なのか、酒宴での話なのか、女にモテるという話題を出すことは日常茶飯事。とにかく酒と女が大好きで、酒グセも女グセも悪かったようです。常々“オレは酒で成功するか、失敗するかのどちらかだ”と豪語していました」
選挙区とは離れた川崎市で犯行に及んだ理由を区議会関係者のDさんが話す。
「川崎まで行ったのは、近所では人目もあるので、ネットの出会い系などで知り合って、わざわざ遠方まで出かけたのでは」
今回の事件後、赤坂容疑者のフェイスブックには、
《私の不徳の致すところ》
と区民に謝罪しているが、マスコミの報道には異議を唱えていたので、言い分を聞こうと取材を依頼すると─。
《今の時期は身の回りの人間だけに理解してもらえば良いかもと思い始めております。家族もおりますし静かにしておきたいと。ご理解下さい》
みずから掲げている「迅速!実行!実効!」というスローガンどおりにはいかなかったようだ。
港区民のために、公の場での謝罪や説明が必要だろう。