成功者ばかりだから自分も! とポジティブになる
自身が過ごしてきた境遇を通じ、二世の芸能界入りが多い理由を語ってくれたのは木久蔵さん。
「僕は学生時代に野球に打ち込んでいて、高2まで『プロ野球選手になりたい』と本気で思うことができました。その理由は、『君だったらなれるよ』と父から言われ続けていたから。成功した人にそう言われると『できるのかな?』って勇気づけられるんです。
そういう意味で、IMARUさんは親だって知り合いだって全員が成功している人の集まり。彼女は『自分も成功しないわけがない』と思えるくらいの環境ですよね。親の説得力が子どもをポジティブにしてくれるんです」
徳光さんもIMARUとは面識があり、「世間からは生意気と思われているかもしれないけど、性格はすごくいい子。誤解されている女の子1位じゃないかと思う」と評価。「成功した親のもとで楽しく育てば、その子どももハッピーな人になるに決まってるんですよ」(木久蔵)
結婚などで早めに引退するのがベスト
二世芸能人として、キムタク&工藤静香夫妻の二世としてデビューしたCocomiとKoki,ははずせない。
「この2人に関しては、いかにしゃべらせないかが肝だと思います。特に妹のKoki,ちゃんはキムタクそっくりの目をしているじゃないですか。全身のバランスは別としても、雑誌で見ると目を引く容姿はしている。今のままで正体不明で活動をし続け、結婚などで早めに引退するのがベストだと思いますね」(徳光)
もう1人、徳光さんが言及するのは渡辺裕太。
「犯罪を犯す二世と犯さない二世の差って、寸前で母の顔がよぎるかどうかなんです。『俺がこれをやって捕まったら母ちゃんは泣いて怒るよな』とよぎれば、抑止力になって踏みとどまれる。
僕は小さいころから『あなたが何かやったら、故意じゃなかったとしてもうちは破産するわよ』と言われ続けてきました。徹さんと郁恵さんは常識をお持ちのご夫婦ですから、裕太君も僕みたいなことを言われてきたと思います」