なぜ、クラファンを始めようと思ったのか。そもそも、このアイデアを川端さんに授けたのは、堀江氏とも仲のいいあの人物だった……。

「クラファンを実行できたのは、“ひろゆき”さんのツイッターの助言からなんです」

 世界最大のネット掲示板サイト『2ちゃんねる』の創設者・ひろゆきこと西村博之氏(43)はツイートで、クラファンを活用して資金を調達し、通販を行うことを提案。

「クラファンなんて考えたこともありませんでしたが、ひろゆきさんがテレビなどの発言でやりやすい雰囲気を作ってくれて、これだけ支援をしてもらえたのだと思います」

 テレビ番組のスタッフを通じて、ひろゆき氏本人からも“手伝いますよ”という申し出が川端さんにあったというが、感謝の気持ちだけ伝え、遠慮して断ったそう。

マネージャーの不祥事をタレントが後始末

 支援の返礼でいちばん高額なのが10万円で「店主(川端さん本人)1日貸し出し権」だという。応募定員2人のうち1人が、ひろゆき氏のようだ。

「メールで“無理せず頑張ってください”というメッセージを送ってくれました。オファーがあれば、喜んでどこへでも行きますよ!」

 当のひろゆき氏は友人である堀江氏が引き起こした今回の騒動、クラファンでの支援について、どのように考えているのか。本人に聞いてみた。

「堀江氏のマネージャーがマスクをしてなかったんですよね。それで、 “隣の薬局にマスク売ってますので”と伝えられたのに、マスクを買いにいかなかったので、マネージャーの問題じゃないかと思っています。タレントの不祥事をマネージャーが後始末をするのはよく見ますが、マネージャーの不祥事をタレントが後始末をしていて、当のマネージャーはだんまりというのはどうなのかなぁ、と思います」

 10万円の「店主1日貸し出し権」へ応募したことについては、

「ある程度の金額があったほうが安心感が生まれるので高額のものを選んだのと、フランスに住んでいるので餃子を送ってもらうコースが選べないので、『店主1日貸し出し権』にしました」

 貸し出し権の使い道については、川端さんにフランスまで来てもらうわけにもいかないので、

「特になんも考えてないんですが、面白い企画とか思いついたら、相談させていただくかもしれません」