・テレビ朝日系
各局が足並みを揃えるかのように、秋篠宮さまの心情を察するような構成を組み、一方で小室氏側に対しては辛辣にも思える意見も見受けられた。ところが、一線を画した報道を続けているのがテレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』だ。
コメンテーターの弁護士・山口真由氏が《多くの国民が、私を含めて“もう、結婚すればいいんじゃないかな”。そうじゃないと、絶対におふたりの気持ちはおさまらないだろうと思っている》と話すと、周囲は“うんうん”と頷き、司会の羽鳥慎一も、
《これだけ長い年月で2人変わらないんだったら、っていう感情になっている人は多いと思います。だから、小室さんがちょっと動くだけで(国民感情は)ガラッと変わる気はします》
そもそも“借金問題”は存在しない
テレビ朝日局員の玉川徹氏は持論を展開する。
《小室さんもね、“借金じゃない”と言うのは僕もよくわかります。結婚前提に付き合っていた、婚約していた人にプレゼントをしていたものを、“婚約が破棄されたからプレゼントや指輪を返せ”と言っているようなものじゃないですか。それはないだろう、って僕は一般的に思いますよ。
でも、その方が(お金に)困っているんでしょ? だったら、お世話になったって、感謝していると、ご好意に大変感謝しておりました、ということも小室さんはおっしゃっているわけですよ、文書の中で。だったら、“借金ではないけども、お困りだったら”とお礼という形で幾ばくのものを渡して解決することもできるのかな》
さらに玉川氏。《小室氏側が僕はおふたりが結婚することに対しては絶対に全面的に応援なんですよ。お互いが好きであることを原点にしない結婚なんて、後々言いわけがないんだもの》
10月23日の放送でも《堅苦しい日本にいるよりも、米国でおふたりで自由に人生を生きてほしい》と応援宣言をしていただけに、納得の“擁護派”といったところか。
番組には元宮内庁職員の皇室ジャーナリスト・山下晋氏も出演し、総括していた。
《上皇陛下も昔からおっしゃっていることで、秋篠宮殿下もお子さんの頃から“口にしたことは必ず守れ”“できないことは口にするな”という教育を受けてきています。殿下が2年前の記者会見で(2人の結婚を)おっしゃったわけで、そう簡単にコロッと変えるわけにはいかない。何らかのちょっとした動きでもいいから(小室氏側に)していただきたい。そうすれば納采(の儀)とか国儀も、殿下はしやくすくなるのかなと思います》
すでに“ご結婚すること”は既定路線となりつつある眞子さまと小室氏。時期は未定とされているが、全国民が納得しておふたりを祝福する日はやってくるのだろうか。