祝福されているかは父親の主観で決める
「小室さん側が記者会見等で何らかの説明をしたとしても国民感情が大きく変わることはないでしょう。また、今回、宮内庁長官が小室さん側に対してプレッシャーをかけたことで、記者会見を開くなどしても、それを小室さん側の自主的な判断で行ったととらえる人もほとんどいないでしょう」(山下さん)
一方で、事情を知る秋篠宮家関係者は「小室さん側が会見をすること自体に意味がある」と話す。
「秋篠宮さまは会見で“結婚と婚約はちがう”と述べられ、家と家の問題である婚約は容認できないというご意向です。
ただ、記者から“多くの人が納得し、喜んでくれる状況になったと受け止められているか”と問われると“長女の結婚に反対する人、賛成する人、無関心の人もいる”というお言葉の後に“私の主観では、多くの人が祝福している状況ではないと思う”とおっしゃいました。
つまり、国民から祝福されるかは数字では測れないものの、祝福されているかどうかは父親である殿下の主観で決めるということです。
もし、小室さん側が会見を行った場合“経緯をきちんと話すという要望に応えた”ことになる。そうなれば、小室さん側が一応の誠意を見せたということで、一般の結納にあたる『納采の儀』を行う可能性は十分あるでしょう」
婚約が延期されてから、金銭トラブルへの不誠実な対応や突然のアメリカ留学などにより、小室さんに対して強い不信感を持たれている秋篠宮さま。とはいえ儀式をこなしてから愛娘をきちんと送り出したいお気持ちを抱かれるのは、父親として当然だろう。
一方で、長官から飛び出した苦言は「“ある方”によるサポートの影響」と、前出の宮内庁関係者が語る。
「秋篠宮さまや眞子さまのことを心配した美智子さまが、“西村長官に相談したのでは”という話があるのです。
秋篠宮さまは、結婚問題がこじれてしまったことに責任を感じ、抱え込んでいらっしゃいます。いまさら、長官に発言を促すことはないでしょう。
約3年続く結婚問題を静観し続けてきた美智子さまですが、殿下のご体調も心配でしょうし、眞子さまがご結婚前に皇籍離脱を選ばれる危険性もお感じになっていると拝察します。
さらに、長官が今回の苦言を自分の判断で話すとは考えづらく、両陛下や上皇ご夫妻、秋篠宮ご夫妻も把握されていたと考えるのが自然です」