唐田がヤラかしたことは間違いありませんが、若い女の子が人気俳優に言い寄られて舞い上がって暴走したものの、男は家庭を捨てる気なんてまるでなく、もてあそばれてしまったという面もあるのではないでしょうか。
しかし、仮に唐田が騙されていたとしても、コンプライアンスが強化される最近のテレビでは、不倫のイメージがついた女優は歓迎されないでしょう。唐田ひとりの責任ではありませんが、唐田が1つの家庭を壊し、幼い子どもたちからお父さんを奪う遠因になったことは疑いようがない。東出と同じく、唐田の地に落ちたイメージを回復するのはそう簡単ではないでしょうし、芸能活動は相当難航すると思いますが、それでも唐田は案外、大丈夫ではないかと思うのです。
「100%自分の味方だ」と言える人が確実にいる
『女性自身』7月28・8月4日合併号では、唐田のお姉さんに芸能界復帰について話を聞いています。「女優復帰は厳しいのではないか?」という記者の質問に、お姉さんは「このまま引退ということはないはずです。それは本人はもちろん、家族も悔しすぎます。(仕事再開については)事務所さんにお任せしていますが、本人も仕事を続けるつもりですし、家族としても応援を続けていきます」とコメントしました。
お姉さんの「悔しすぎます」という発言には、若干の被害者意識がにじんでいるように感じます。唐田が叩かれまくったことに対して反論したいことも多々あるのだと推測しますが、不倫したことは事実なので、世間サマには通用しないでしょう。「本人はもちろん、家族もヤバいんだな」と言われてしまうかもしれません。
しかし、世の中のほとんどを敵に回していると言っても過言ではない、四面楚歌の唐田にとって、今の状況で「100%自分の味方だ」と言える人が確実にいることは、大きな励みになるはずです。もちろん事務所もサポートはしてくれるでしょうが、マイナスイメージは拭い去ることはそう簡単ではなく、以前のように仕事は来ないかもしれません。そうなると、事務所も商業的価値が見込めないタレントと契約を終了することもありえます。芸能人だけでなく、一般の世界でも、問題を起こすと家族や友達にまで見放されてしまうという話は決して珍しいものではありません。しかし、唐田は芸能界復帰がうまくいかなかったとしても、迎えてくれる人や場所があるのです。