『さんまのお笑い向上委員会』、『ワイドナショー』(ともにフジテレビ系)などを担当するフジテレビの久代萌美アナ(31)と、チャンネル登録者数120万人以上を誇るユーチューバー、『北の打ち師達』メンバーのはるくん(25)の結婚。
新年早々舞い込んできたこのおめでたいニュースを知り、真っ先に頭に浮かんだのは、≪どこか胡散臭さが拭えなかったユーチューバーという職業のステータスが、ここまで向上したのか≫ということでした。
職業に貴賤はないですし、久代アナがユーチューバーという肩書きに惹かれて結婚したわけではないでしょう。“女子アナと結婚”=“ステータス向上”というのが短絡的な発想というのは重々承知のうえ、こう感じてしまったのです。
そこで今回は恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーである筆者が、そんなお二人の結婚から、ユーチューバーという職業について考察します。
Googleの一声で存在自体が揺らぎかねない職業
女子アナの結婚相手と言えばプロ野球選手が定番でした。
真っ先に思い浮かぶのが古田敦也・中井美穂、イチロー・福島弓子、石井一久・木佐彩子、松坂大輔・柴田倫世、高橋由伸・小野寺麻衣あたりではないでしょうか。
近年でも2014年には堂林翔太・枡田絵理奈、2015年には長野久義・下平さやか、2016年には菊池雄星・深津瑠美、2017年には杉浦稔大・紺野あさ美が結婚していますが、以前に比べると“女子アナ×プロ野球選手”のカップリングイメージはだいぶ薄れてきている印象です。
そこにきてのキー局女子アナと人気ユーチューバーの結婚は、時代の変化を思い知らされたトピックでした。“職業”という視点で考えたときの、ユーチューバーの地位が向上したのだという驚きがあったからです。
日本を代表するユーチューバーであるHIKAKIN(チャンネル登録者数880万人以上)やはじめしゃちょー(チャンネル登録者数900万人以上)らが、億単位以上の年収を稼いでいることは想像に難くありません。そこからチャンネル登録者数120万人以上の『北の打ち師達』メンバー・はるくんは年収数千万円以上あることが考えられます。それこそプロ野球選手にも引けを取らない高収入を得ているユーチューバーは少なくないのです。