私には歌がある
コロナ禍で不安を抱える人々が多い昨今。華原はこう考える。
「私もつらいです。たぶん、つらくない人なんていないんじゃないでしょうか。ニュースを見ていると、この状況は個人個人ではどうすることもできないから、もうちょっと行政がなんとかしてくれないかな、とも思います。自分の力でどうにもできないときは、過去を振り返りすぎたり、未来を考えすぎたりするのではなく、今を大切にすることが重要なんじゃないかな、と思います。
この状況は、まだ終わらないと思うんですよ。終わらない中で、自分ができることを見つけるといいんじゃないかな、と。なにもない、というところだけを見ていると、よけいつらくなってしまう。すべてをなくしてしまったと感じていたとき、自分になにがあるかなと考えたとき、自分にあったもの。それが私には“歌”でした。今はそこに息子が加わりましたが」
配信ライブは初めての試みとなる。
「客席の反応がダイレクトに伝わらない点などがちょっと心配です。でも、いろんなところにいる、よりたくさんの人たちに届けられるのはとてもありがたいと思っています。今後、定期的に開催していきたいと考えています。みんなにいつもどおりの私を届けたい。いつでもそばにいることを忘れないでね、と伝えたいです」
波瀾万丈(はらんばんじょう)な人生を乗り越え、護(まも)る存在ができた華原。平成のシンデレラは令和でどう称されるようになるのか。当日の配信ライブに、その答えのひとつがあるだろう。
取材・文 木原みぎわ
華原朋美 -初配信LIVE- The Return of KAHALA TOMOMI
https://www.mahocast.com/kahalatomomi/live/6349
【配信日程】2月11日(木)祝日 20:00〜21:00
【ネットチケット】3,500円(税込み)
※ネットチケット・アーカイブチケットともに同額
※LIVE配信でチケット購入された場合もアーカイブ視聴可能
https://www.mahocast.com/kahalatomomi/live/6349
【配信日程】2月11日(木)祝日 20:00〜21:00
【ネットチケット】3,500円(税込み)
※ネットチケット・アーカイブチケットともに同額
※LIVE配信でチケット購入された場合もアーカイブ視聴可能