監督はスゴい人だった!
Q3 なんで2分40秒なの?
「実は最初は20分くらいの短編映画を想定していたんです。ただ、できあがってきたキャラクターや世界観がものすごく可愛い。“これは子どもたちに見せてあげたい!”と思いまして。監督に“短めのテレビシリーズにしませんか?”と提案し、舵を切ることになりました」(杉山EP)
「そこで、放送想定枠として『きんだーてれび』に当たりました。放送の内諾をもらえたと同時に、番組の尺である2分40秒での制作が決まりました」(林P)
Q4 見里朝希監督って
どんな人?
'92年生まれの28歳。'18年に東京藝術大学大学院(映像研究科アニメーション専攻)を修了。大学院の修了制作として発表したパペットアニメ『マイリトルゴート』が、『パリ国際ファンタスティック映画祭(PIFFF)』グランプリなど、国内外で多くの賞を受賞。テレビアニメシリーズとしては『PUI PUI モルカー』で初監督。世界に評価されている、新進気鋭の監督なのだ。
Q5 モルカーたちの名前と
性格を知りたい!
「テレビシリーズに舵を切ったとき、“だったらキャラクターがいっぱいほしいよね”という話になり、たくさんのキャラクターが生まれました。最初、ポテトは別の名前だったんですよ」(杉山EP)「“イングリッシュ”でした。モルモットの種別のイングリッシュモルモットから取った名前だったんですが、子どもに覚えてもらうのは難しいということで、食べ物など、子どもにとって身近な名前になりました」(林P)
Q6 モルカーの全般的な習性は?
「基本的には、“モルモットだったら”という想定で作られています。乗り物なんだけど動物である。1話(1/5放送)では迷惑渋滞に業を煮やして、ポテトがウルトラCな行動に出るなど、ときに自らの意思で行動します。エサとしてはにんじんやレタスを食べます。4話(1/26放送)ではテディがドライバーがポイ捨てしたゴミを食べ、そして排泄していましたよね(笑)」(杉山EP)
「モルカーの目は外だけじゃなく、車内の様子も見ることができます」(林P)