ふてぶてしいキャラクターの印象が強いが、素顔の彼女はとても物腰が柔らかいとみな口をそろえる。
「ほんま気さくでいい子ですよ」(『よしもと漫才劇場』近くの寿司店スタッフ)
同じく、劇場の近くのたこ焼き店の店員もこう続ける。
「大阪にいたころは、よく来てくれましたよ。大阪ではすでに売れっ子さんやったけど、気軽に会話してくれたね」
ダイエット成功に一安心
2018年に番組の企画で知り合った美尻トレーナーの指導もあり、40kg近くのダイエットに成功。美しくなったと話題だが、母親はこう喜ぶ。
「以前は先輩がたにごちそうしてもらい自由気ままに食べていたのですが、あんまり太っていると病気にならないか心配ですから、ダイエットしてくれて安心しています」
昨年末の『THE W』決勝前には、こんな親子の約束をしていたことを最後に明かしてくれた。
「“『THE W』と『R-1』で優勝や!”と宣言していたんです。去年の『THE W』では残念ながら優勝はできませんでしたが、もうひとつの目標をきちんと叶えて、私たちも本当にうれしかったですね。本人は昔からアメリカに行きたいと話していましたが、あまり無理をせず、かつギアは緩めず夢につなげていってほしいです」(父親)
父親が製作したという特製のスマートフォン用タッチペンには《CORONA KANSEN YO棒》の文字が彫られていた。日本一の笑いの裏にユーモアと愛情あふれる家族の支えがあったのだ。