「歌のテーマは秋に限らず、皇族方それぞれが自由に決めて作成されます。両陛下が詠まれた歌はどちらもコロナに関連する内容で、秋という季節に特化したものではありませんでした。そんな中、秋篠宮さまは夏に見た稲を見て“秋にたわわに実る準備をしている”“秋に黄金色の稲穂が豊かに実ることを願う”と詠まれている。
まるで、眞子さまと小室さんのご縁談が秋に実ることを“応援”しているかのようです。紀子さまと佳子さまも、殿下の意に沿われ秋の歌を作成されたと感じられます」(同・前)
小室さん母子への不信感は拭えていない殿下だが、眞子さまの強い意志もあって結婚容認は覆らないのだろう。
一方で紀子さまは、母としての“訓戒”をにじませておられていたそうで─。
普段感情をあらわにされることのないという紀子さまがーー
「妃殿下は、赤坂御用地内の花梨の木になった実の香りに安らぎを感じ“身近な自然の恵みをありがたく思う”とのお気持ちを詠まれました。
これは“いちばん身近にいる家族にも目を向けてほしい”という眞子さまへのメッセージなのでは。
眞子さまはこれまで、小室さんとの結婚に国民の多くから反対意見が寄せられても意志は曲げず、ご両親からの意見は聞いても、納得することはありませんでした。今回の『歌会始』で紀子さまは、ふだん伝えづらい愛娘への願いを歌に込められたのだと思います」(秋篠宮家関係者)
秋篠宮家への批判にもつながる結婚問題に、皇嗣妃は深く思い悩まれる日々のようだ。
「小室さんの留学後、紀子さまは眞子さまと話し合いを重ねていたのですが、意見がぶつかり合うなどして、母娘の仲はこじれていきました。
妃殿下は基本的に、皇室関係者以外のご友人に対して感情を露わにすることはほとんどないのですが、眞子さまの結婚問題が起こってからは弱気になったり、落ち込まれる様子を見せていたといいます。
小室さんしか見えていない眞子さまのお気持ちをご家族にも向けてもらうため、今回のような歌を詠まれたのでしょうね」(紀子さまの知人)
紀子さまの祈りを込めた和歌は、眞子さまの胸の内に届くのだろうか─。