(2)'11年3月に発生した東日本大震災の影響で、洋菓子店で働いていた佳代さんの出勤日が減って収入も激減。その事情を知った竹田さんが、自ら金銭の支援を始めたというが、これも証言と食い違う。
「勤務先のケーキ屋さんが営業時間を短縮することになったそうで“援助してほしい”と佳代さんから連絡がありました。それ以降、たびたび電話がくるようになり、“今月お金がないから10万円を都合してほしい”などと言われて、振り込んでいました。最終的に佳代さんからの電話は、お金の話だけになりました……」(竹田さんの証言)
文書には支援してくれる際には躊躇があり、その都度「ご無理はないですか?」などと聞いていたとある。しかし、竹田さんから佳代さんの口座には半月で44万円もの“生活費”が振り込まれている記録もあり、お金を借りることに躊躇があったとは思えない。
(3)小室さん親子は、竹田さんに豪華なパーティーを開いたり高価な指輪を買うよりも《(お金は)家族になる3人にとってよりよい使い方をしましょう》という結論になったとある。しかし、2人は竹田さんを“大切な家族”はおろか、軽視していた節があった。
「圭くんが成人した際に『帝国ホテル』の中にある写真館で記念撮影をすることになり、私の車で一緒に向かいました。しかし、婚約中だったのにもかかわらず、小室さん親子だけで撮影をすませて終了。私は“無料のタクシー”にされたのです」(竹田さんの証言)
“母のため”文書を発表
これら小室さんの文書に書かれた一連の金銭トラブルに関する説明やエピソードは、竹田さんの証言とはかけ離れたものであり「お母さまは悪くない」と言わんばかりに、佳代さんを徹底的に擁護する内容となっている。
圭さんがまだ小学生のときに父親が他界し、人一倍母親を守る気持ちが強くなったのは理解できる。ただ、その過剰なまでの思いは、以前から報じられている小室さん親子の“母子密着”ぶりにつながっているのではないか。