期待に応えるど根性・水卜麻美
2010年の日本テレビ入社以降、翌年の2011年からは単発の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)出演などを経て、同年『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に抜擢。現在も朝の『ZIP!』の総合司会など、まさに「日本テレビの顔」とでもいうべき活躍ぶりの水卜ちゃん(34)。
「彼女のあざとさはその圧倒的な“女子受けキャラ”にあると思います。
スレンダーな美女の多い女子アナの世界の中、親しみのもてるぽっちゃり感。何よりも仕事抜きで楽しんでるんじゃ?と思えるほどの豪快な食べっぷりの食レポ、ざっくばらんにおのれの恥ずかしいエピソードをさらす気さくさ、いわゆるやっかみを受けやすい、女子アナが抱えがちな記号とは全てが真逆です」
女子アナらしくないからこそ、愛される水卜ちゃん。
2013年から5年連続で「好きな女子アナ第1位」に選ばれたのも納得?
「『24時間テレビ』でマラソンランナーに選ばれ走りきる姿、私の住む地方に水卜ちゃんがゲストで来たときも、言葉を尽くしてこちらの地方メシのよさを力説していました」
日本テレビの入社試験で「白目をむいたボラの顔まね」を披露し、みごと入社を果たした水卜ちゃん。これからも女子受けあざとさを発揮して頑張ってほしい!
あざとい女子アナのパイオニア・内田恭子
フジテレビのエースの称号『パン』こそつかなかったものの、'06年に吉本興業社員の男性と結婚退社するまで人気女子アナであり続けたウッチーこと内田恭子(44)。
「男受け抜群の容姿に加えて愛嬌抜群。入社当時は同期の大橋マキアナの陰に隠れていた印象ですが、その大橋アナはわずか2年で退社してしまいます。そこからは癒し系ブームと内田さんの醸し出すほんわかしたイメージがマッチして一躍人気者になりました」
と、神無月さん。
「アナウンスを噛んでも動じるそぶりを見せず、恥じるそぶりもなくのほほんと終始微笑んでいた内田さん。強いなー、と思いましたね。そして、ダウンタウンの浜田さん、明石家さんまさんなど大物に必ず可愛がられる。噛んだりとちることでさらに愛される。ニコニコしていれば怖いおじさんもメロメロ。純粋あざと女子アナ代表だなって思います」
共演者から愛される弘中綾香
田中みな実とあざとさを象徴するキャラクターとして活躍している弘中綾香(30)。彼女のあざとさの魅力は?
「自覚的なあざとさの演出がうまい。裏の顔もあえて見せることで視聴者からの反感を買わないギリギリのラインを攻めています」
入社した年に『ミュージックステーション』のサブMCに抜擢。現在は5本のレギュラーを抱えながらエッセイ本も出版。ノリに乗っている。
「タモリさんをはじめ、千鳥のノブさん、オードリーの若林さんら共演者に愛されるのが弘中さんの魅力。
内田恭子さんと違って、そこに女性としてのいやらしさを感じさせないところが弘中ちゃんの愛されあざと力だと思います」
「内田恭子さんが旧あざとい、だとしたらほかの4人は新あざとい。新は男女ともに愛されるということがキーワードですね」
これからもあざとい女子アナたちの快進撃は続きそうだ。