『映画賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』4月29日TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー配給:ギャガ(C)河本ほむら・尚村透/SQUAREENIX(C)2021「映画賭ケグルイ2」製作委員会

 ギャンブルの強さだけで学校内の階級が決まる私立百花王学園に最強の賭け狂い・蛇喰夢子が転校してきたことから始まる『賭ケグルイ』。大ヒットコミックを原作にアニメやドラマ、完全オリジナルストーリーの映画へと広がり続ける人気シリーズの最新作『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』が完成。

 劇場版第2弾となる今作で、史上最凶最悪の敵・視鬼神真玄として登場するのが、ジャニーズWESTの藤井流星。悪役に初挑戦した。

頑張りすぎて、眼科へ…

「原作にはいないキャラクター、監督といろいろ話をしながら視鬼神を作っていきました。声ひとつとっても、ドスのきいた感じや、ちょっと鼻にかけたりといろいろ考えて。悪役って身体の厚みがないほうが不気味やなと思ったのでファスティングもしたんです。

 そうしたら、(ジャニーズWESTの)メンバーにびっくりされましたね。胸板がなくなって。あと、目線もどこを見ているのかわからん感じでギョロギョロ動かして。頑張って疲れたんでしょうね、途中で目が真っ赤になって眼科に行ったこともありました(笑)

 映画『ジョーカー』などを参考に、学園や夢子(浜辺美波)を追いつめ、作品に緊張感を与え続けるキャラクターを見事に作り上げた。

「初めて撮影現場に入るときはドキドキしました。ほかのみなさんはドラマや前作の映画もやっているので120%キャラクターができあがっている。相当強いキャラばかりだから負けないようにと思って。

 僕のクランクインの日の撮影が生徒会室でのシーンだったんです。作品をずっと見てきたファンでもあるので、内心は“うわぁ〜、生徒会長や”みたいな気持ちはありました(笑)。芝居ができる人ばかりの中でやらせていただけたのは、すごく貴重だと思いますし、楽しかったです」