結婚の鍵をにぎる解決金について、一部では「眞子さまが支払う」との報道も。しかし、前出の宮内庁関係者は「それはない」と語気を強める。
「国民の税金から捻出される眞子さまの“お手元金”から小室家の解決金を支払った場合、皇族としての一線を越えられることになります。眞子さまは生まれてからずっと皇室の一員として過ごされ、内親王としての自覚もお強いため、そのような行動をとるとは考えられません。
皇籍を離脱し、一般人となられてから結婚する方法も取りざたされていますが、ご本人は正式な手続きを経てから結婚したいというお気持ちでしょう」
おふたりの思惑どおり、事態は進展するのだろうか。
アメリカ移住か、日本に帰国か
「竹田さんが“交渉に応じる”と表明していることから、解決金や双方の話し合いによって、トラブルが決着する可能性は大いにあります。そうなれば、結婚関連の儀式を実現させる方向で周囲が舵を切ることになるでしょう」(前出・皇室担当記者)
結婚の障壁となっていたトラブルが解決すれば、おふたりの“悲願”が達成されるかと思いきや、今度は別の問題が浮上するという。
「宮内庁の上層部すらも小室さんの就職先を把握しておらず“将来設計をきちんとしてからでないと結婚はない”との声が宮内庁の中であがっているのです。ニューヨーク州で働くことが決まっている場合、卒業試験や司法試験の結果を待たずに、在学時のインターンシップ先に内定するケースが多いのですが、小室さんについては、そういった情報は入っていません」(秋篠宮家関係者)
これまで、ご結婚後は小室さんがニューヨーク州の弁護士として現地で勤務する見方が強く、「アメリカ移住が既定路線」と言われてきたが、実は日本で生活される可能性が高まっているという。
「秋篠宮さまの強い意向があるそうです。殿下は'13年の会見で、眞子さまと佳子さまの結婚後について“物理的に、それほど離れてないところにいたらいい”と発言されています。そのお気持ちは今も変わらず、将来は天皇に即位される悠仁さまの姉として、そばで支え続けてほしいとのお考えです」(同・前)
また、結婚後の警備における懸念も「日本にいてほしい」理由だろう。
「おふたりは、国内外問わず注目を浴び続けることが予想されます。国内なら宮内庁や警察などに稼働してもらうことができますが、海外ではコントロールすることができず、心もとないのでは」(同・前)