自分で衣装を用意し、自身でヘアメイクも
写真の多くは、坂井さんがカメラを意識しない撮り方をした。
「レコーディングスタジオなどでのスナップ写真、スチールやPV撮影のメイキングで撮ったときのカメラを意識していない写真に坂井さんらしさが出ていたと思います」
当初、坂井さんには試行錯誤があったと振り返る。
「デビュー当初のころはヘアメイクやスタイリストがついていましたが、本人がZARDのイメージを昇華させてからは衣装を自分で用意し、ヘアメイクもすべて自分でされていました」
30周年の節目に改めて思うことは?
「長い期間、ZARDに対して多くのファンの方々が応援してくださっていることにスタッフとして感謝の気持ちでいっぱいです。そして楽曲や坂井さんの詞、イメージが世代を超えて受け入れられていることがとてもうれしいです。
衣装や髪型など冒険したいと思った時期が本人にはあったかもしれませんが、シンプルなスタイルが結果的に普遍的な色褪せないビジュアルにつながっていると感じています」
5月27日発売 『ZARD photo collection box あの微笑みを忘れないで』ZARD(幻冬舎)
・『ZARD/坂井泉水 心に響くことば』展/6月1日(火曜)~7月11日(日曜)/町田市民文学館/完全日時指定制/※新型コロナウイルスの感染状況により会期変更あり
・初のシンフォニックコンサート『ZARD 30th Anniversary Premium Symphonic Concert ~永遠~』/6月27日(日曜)/東京文化会館大ホール