モラハラ夫からの脱出シュミレーション
ルカさんに言わせると、妻に逃げられたモラハラ夫の出方はおおよそ決まっているという。いざ、あなたが脱出をはかる際に、相手がどんな行動をとるのか、以下にご紹介するテンプレートをシミュレーションしておこう。
●反省して謝る
ここぞというときには、反省して謝罪するのが典型。しかしここでだまされてはいけない。この殊勝な姿勢が続くことは絶対にない。夫を視界に入れて心を揺さぶられないよう、弁護士など第三者をたてて別離をはかろう。
●妻が出ていく理由はないと主張する
「離婚を言われる心当たりはない」「自分たちは仲のよい夫婦だった」とありえないことを言い出すのもパターンだ。承諾できないとごねることも多い。謝罪しても妻の気持ちが変わらなかった場合、徹底して「自分に非はない」と主張するから要注意だ。
●好条件を出してヨリを戻そうとする
経済制裁をしていた夫なら、給料を全額渡す。不倫していた夫なら、相手と別れる。すべてを譲歩してマインドコントロールをしかけてくるはずだ。
妻が戻ってきたら、こっちのもの。再度、自分の言いなりになると思っている。モラハラ夫が出してきたエサは釣りだと思おう。
●態度が一転、妻に非があると攻撃
画策してもうまくいかないと感じるや、もともとの性格が牙をむき、妻へと向かう。勝手に出ていった、妻が悪い、俺は悪くないと、逆ギレ。「俺が、こんなに傷ついたのをわかっているのか」と、どの口が言う、ということまでほざきだす。
(取材/オフィス三銃士 取材協力/「モラデイズ」https://moradays.me/)