「意見を言っても言い訳がましく見えちゃう」
─最近も運転を?
「お願いできるときは誰かに運転してもらっているから、ほとんど乗ってないよ。事故から1年くらいはまったく乗ってなかったし、普段は自転車。ただ、どうしても自分で仕事現場に行かなくちゃいけないときがあるので、ちょこっと乗ることはあります。もちろん安全運転で。今日も、仕事先に着いたらマネージャーに運転を代わってもらうよ」
愛車の売却について聞くと、
「ほとんど売っちゃいました。事故を起こしたあのグレーのポルシェも……。最近はリースの車とかもあるけどね」
と、少し寂しげな表情を浮かべつつも広告塔としての宣伝活動は欠かさない。
─“当て逃げ”報道については解決した?
「事故の際は警察に入ってもらい、その後は弁護士に示談を進めてもらったから、この件はその場で解決したと思っていました。だから、1か月後に報道されたときは驚いちゃった。でも、自分の意見を主張しても、言い訳がましく見えちゃうからねぇ」
当時の話にも穏やかに答える高田。そして最後には、こんな決意を表明した。
「事故直後、確かに免許返納について考えなくちゃいけないとコメントしました。それは今も変わらず、年齢的なことがあるので時折考えます。もう1回、交通違反をしたら信頼を失うと思って気を引き締めていますよ。かれこれ50年近く運転してきたからね」
今回は“テキトーではない”覚悟があるみたい!