《少し休んで、また頑張ろうかな 朝倉未来は最強でないといけない》

 6月13日に行われた総合格闘技大会『RIZIN.28』のメインマッチで、ブラジルのクレベル・コイケに敗れた朝倉未来。試合直後には引退も示唆していたのだが、翌日には一転して自身のインスタグラムで現役続行への意欲を綴った。朝倉選手はチャンネル登録者180万人を誇るユーチューバーでもある。

「挑発的な言動からアンチも多く、また元グラビアモデルの小倉ゆうかと交際したりと、話題に事欠かない格闘家です。集客力ある存在だけに、運営側も辞められたら困るでしょう。スポンサーを名乗り出る企業も多いですからね。とりあえずは彼の前向きな姿勢に一安心でなないでしょうか」(スポーツ紙記者)

 そんな注目の一戦を放送したのがフジテレビなのだが、試合終了後、リング上で片目を腫らした朝倉選手と、喜びを爆発させるクレベル選手らが映る後方に、やたらと目立つギャルが。黒いTシャツにホットパンツ姿で脚を露出させ、髪の毛を盛りまくったゆきぽよだ。

 リング中央でクレベル選手がラウンドガールらと記念撮影を行っている間も、その背後のコーナーで拍手を送り続けていたゆきぽよ。気づかなかった視聴者も多かったことだろう。

 かろうじて存在に気づいた視聴者からは《あれ?RIZINにゆきぽよいる!?》《ゆきぽよがなぜだかしれっとリング上》《ゆきぽよは何役?》と、ネット上に困惑の声が。ところが、その後も全く触れられることはなく、ゆきぽよがリングの上にいた理由はわからないまま放送を終えたのだった。

朝倉海選手の試合にも“出ていた”

「彼女は、メインマッチの勝利者賞を出していた『喧嘩道』の“プレゼンター”だったんですよ」とは、格闘技専門誌の編集者。『喧嘩道』とはスマホ向けのゲームアプリで、以前より大会スポンサーとして名を連ねているとのこと。

「未来選手の弟である海選手と一緒に、朝倉兄弟として『喧嘩道』のCMに起用し、また実際にゲームのキャラクターとしても登場しています。ファイトパンツにもスポンサーロゴが入っていますし、本来ならば未来選手が勝利してゆきぽよさんとも記念撮影、という流れを描いていたのだと思います。

 実はゆきぽよさん。昨年末にも海選手の試合でもプレゼンターを務めていました、が……」

 2020年12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN.26』。こちらもフジテレビ系で大晦日の目玉番組として放送されたのだが、海選手と堀口恭司選手の試合後のリングに上がったのが、『喧嘩道』のゲームイメージに合わせてド派手なピンクの特攻服に身を包んだゆきぽよだった。が、結果は海選手のTKO負け。

 彼女は勝者の堀口選手の横で、気合の入った笑顔で記念写真に収まったのだった。前出の専門誌編集者は苦笑いする。

「スポンサー関係者はリング上の光景に苦笑いしていたそうですよ。特攻服をきたゆきぽよさんと海選手が並んでこそ出資の意味があるわけですからね。とはいえ、この時は堀口選手が勝っただけの話で、彼女も流れ上でそうしただけで誰にも責められることではありません」