「出川だけではなく、昨年5月まで『イッテQ』に出演していた手越祐也(33)と同じようなキャラになる可能性もあるんです。手越はビッグマウスを叩いて失敗すると、ナレーションに”イェーイ””ナイッスー!”と茶化されるのがお約束でしたが、狩野もYouTubeやバラエティ番組では毎回のように”カッコいいことを言う→マジメにやってるけど結果的にギャグに”という流れがありますからね」(前同)
狩野のほかに「2人の名前」
番組の若返りを考えるなら、お笑い第七世代という選択肢もある。その場合の候補として、霜降り明星の名前が挙がっているという。
特にせいや(28)についてだが、1月3日の『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)で、リアクション芸の元祖ともいえるダチョウ倶楽部の上島竜兵(60)に「せいやなんかはいいんじゃないか、と思った」「見た目も、せいやなんかは小太りで、ちょっとぽっちゃりしてて、いいかもしれませんね」と評されているのだ。ツッコミの粗品(28)がいることで、せいやのリアクション芸人としての価値がより高まる、とも指摘されている。
「関西ローカルですが、'18年には冠特番『霜降り明星の沖縄—1ツアー』(朝日放送)で沖縄の『ハブ博物公園』を訪れた際は、放し飼いされているハブを“ふれあえるわけない!”といいつつも掴んだり、6月2日には『今ちゃんの「実は…」』(ABCテレビ)で激辛グルメ、激臭グルメ、熱湯風呂などを“催眠術をかけてもらえば、あらゆる罰ゲームに耐えられるのでは?”と体当たりで挑戦したり。率先していろいろな企画をしてくれる安心感がありますよね」(前同)
しかし、そのポスト出川の最有力候補として名前が挙がるのは、コロコロチキチキペッパーズのナダル(36)だという。
ナダルといえば『水曜日のダウンタウン』(TBS系)を筆頭に、クズキャラとして知られており、そういう意味では『イッテQ』の雰囲気にそぐわない気もする。しかし、鬼越トマホークは5月19日にYouTubeに『坂井の芸人愛が大爆発!? 全く尊敬されてないけどもっと尊敬されていい芸人ランキング』という動画を投稿。そこでナダルを「NEXT出川」と呼んでいるのだ。
「坂井良多(35)は“芸人たちは彼の凄さに気づいている”“ナダルが楽屋にいるだけで、この収録大丈夫と思える”とまでベタ褒め。クズキャラはテレビ用で“裏では本当にいいやつ”としていました。しかも、なによりすごいのが、ナダルをどこかに連れて行くだけで1,2個は面白エピソードが生まれるというんです」(専門誌記者)
金ちゃん(35)は実例として、今年3月13日にYouTubeチャンネル「よしもと釣り部『BDM』」で投稿した『【衝撃】ナダル、川釣りで穴に落ちる!【コロチキ】』での出来事を取り上げた。タイトル通りナダルが川釣りに挑む動画だったのだが、仕込みではなく本当に偶然、落とし穴にナダルが落ちてしまったのだという。
「こうした説明のあと、坂井は昔の出川と対比させて、“いまのナダルよりも(好感度)低かったじゃん。それが上がってったじゃん。俺絶対そうなる人だと思うよ”と絶賛したんです。また、“一番いいところ”として、“ちゃんとクズな部分もある”と、笑える程度にはクズであると指摘したうえで、言葉遣いは丁寧だし、よく笑ってくれる、とベタボメでしたね」(前同)
動画の冒頭で「漫才を捨てて、観察眼だけで芸能界を生きている」と坂井が話すように、観察眼には定評のある鬼越トマホーク。
意外と「初代出川ボーイ・ナダル」として『イッテQ』に登場する日も、遠くないかも!?