「猛暑だから体調が悪い」と研修を休んで
彼女は慶應義塾大学環境情報学部を卒業。入社2年目で現在の担当番組はテレビとラジオ合わせて10本というから、彼女がどれだけ局の期待を背負っているかが伺る。それなのに、局内の評判はあまり芳しくない。
「本人は実力があるから出演番組が多いと思っている節がありますが、周りはアナウンス技術についてはまだまだだと思っていますよ。それでいて悪いところを直そうとしないという話も。一番驚いたのは新人研修中に“猛暑だから体調が悪い”と長期間、休んだことでした。要するに“お嬢様”なんです」(TBS番組制作スタッフ)
と手厳しい。だが、そんな彼女を上層部が擁立するのには、会社を挙げてのある思惑があって……。
「会社側としては、2020年に行われるはずだった五輪で“父娘共演”を目論んでいたのでしょう。だからとりあえず娘を売り出そうと番組に出し続けた。彼女のアナウンサー技術が少し足りないと思われるのには、しっかりとした研修ができていないうちに“実戦”ばかりやらされていたきらいもあるのではないでしょうか」(同・TBS番組製作スタッフ)
著名人である父親を利用したい会社の思惑は理解できるが、それで振り回されることになる女子アナは気の毒だ。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> ◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。