■基礎疾患、性別
→高血圧、糖尿病が圧倒的多数
基礎疾患および既往歴を抽出すると、全体の27%に高血圧の症状があった。なお、複数の基礎疾患がある事例も多いため、死亡事例の総数とは異なる。
■常用薬、性別
→抗血栓薬を約15%が常用!
抗血栓薬は、いわゆる「血液をサラサラにする薬」。予診票での申告漏れもありうるため、実際にこれらの薬を併用している事例はもっと多いだろう。
■死因、性別
→「死因不明」の多さに愕然
死因が特定できない事例が格段に多い。「虚血性心疾患」は心筋梗塞や心筋虚血など、「出血性脳卒中」は脳出血やくも膜下出血などが含まれる。
※基礎疾患、常用薬、死因は件数の多い上位のみ記載。
(取材・文/吉信 武)