8月17日に『スポニチアネックス』(『スポーツニッポン』のweb 版)が報じたのは雨上がり決死隊の宮迫博之蛍原徹がコンビを解散するというビッグニュースだった。'19年に吉本芸人の『闇営業問題』が取りざたされ、宮迫が吉本を退社して以降、活動を休止していたふたりが正式に解散。

 32年のコンビ生活に幕を引き、袂を分かつ運びになるという。

「コンビ活動再開に向けて何度か話し合ってきたふたりですが、とうとう気持ちの面での溝を埋めることはできなかったようです。

 今となってはYouTuberとして地位を獲得している宮迫さんですが、ここ1年ではさらにそちらの活動のほうに舵をきった感はありましたね。チャンネル登録者数440万人を超える“カリスマYouTuber”ヒカルさんとのコラボがかなり増えて、もはやそちらのほうがコンビじゃないか、との声も上がっていました」(週刊誌記者)

ヒカルとのコラボを加速させた1年

 宮迫は吉本との契約が終了して間もなくチャンネル『宮迫ですッ!』を始動、今や登録者数も140万人を突破している。当初、YouTuber業界への参入にあたって“コンサルタント”として動画に登場させていたのがヒカルだった。トーク番組さながらのテンションでヒカルは闇営業をイジって笑いに昇華することに成功した。

はじめはお互いのYouTubeチャンネルで何度かコラボするくらいの関係に見えていたのですが、ここ1年でふたりは急接近。共演する機会が増えましたね。たとえば、ヒカルさんの『ヒカルの買取鑑定団』という企画にはレギュラーで参加しています。“人の家のお宝を探す”という趣旨でスタートした同企画ですが、ふたりで面白い掛け合いをみせながらロケに臨んでいますよ。

 また、ヒカルさんのアパレルブランド『ReZARD(リザード)』のイメージキャラクターに起用されたり、最新の動画でも一緒に“日本一の焼肉店”を目指して店をプロデュースするというプロジェクトも進行中。こちらの企画に関しては宮迫さん主導で進められていて、すでに場所も抑えているんだとか」(Webメディア関係者)

 ふたりの動画のなかで宮迫は、ヒカルを“本当の息子みたい”とたとえ、ヒカルも“理想の親父みたいな存在”だとしている。一生モノの関係だと認め合うふたりだが、今回の解散劇で少し風向きが変わるのではないか? と見ているのは大手YouTuber事務所の関係者。